高校生のときからつるんでいる、アラフォー男子4人組。
「紳士の品格」は、このアラフォー男子4人の友情と、それぞれの恋愛事情を描いた韓国ドラマです。
ドラマを見る前は、
「アラフォー男子が、4人でわちゃわちゃしてるのか。
あがく姿が見苦しくなければいいけど。。。。」
と思ったし、チャン・ドンゴンさんを含めて4人組のルックスも、私のタイプではなかったのですが。
ドラマを見ると4人ともおちゃめ!かわいい!魅力的!男っぽい!
ドラマを見る前に
「4人とも、あまりぱっとしないな(←上から目線の発言、申し訳ありません)」
と思った自分を、しかってやりたい。
ドラマを見て、初めてチャン・ドンゴンさんのかっこよさがわかりました。
かっこよさって、ルックスだけじゃなくて、立ち振る舞いとか、しぐさとか、視線とか、そういうのが大事。
「紳士の品格」はストーリーもおもしろくて、1話から最終話まで、いっきに見てしまいました。
ちなみに私はU-NEXTで見ました。
(本ページの情報は2019年5月時点のものです。
最新の配信状況は U-NEXTサイトにてご確認ください)
脚本はヒットメーカーのキム・ウンスク
代表作は「パリの恋人」(2004年)、「プラハの恋人」(2005年)、「恋人」(2006年)
「シークレット・ガーデン」(2010年)、「オンエアー」(2008年)、「シティーホール」(2009年)など。
そして私の大好きなドラマ「太陽の末裔」と「トッケビ」の脚本もキム・ウンスクさん。
どうりで、おもしろいはず!
ちなみに「太陽の末裔」と「トッケビ」についても書いてます。
演出はシン・ウチョル
演出のシン・ウンチョルさんは、脚本のキム・ウンスクさんとは名コンビなのだとか。
キム・ウンスクさん脚本の「パリの恋人」(2004年)、「プラハの恋人」(2005年)、「恋人」(2006年)のみならず、「オンエアー」(2008年)、「シティーホール」(2009年)も演出されてます。
キャスト
【キム・ドジン(チャン・ドンゴン)】モテていたので女性をとっかえひっかえしていた独身主義ですがソ・イスを好きになり彼女一筋に。テサンと建築事務所を共同経営している建築士。
【イム・テサン(キム・スロ)】キム・ドジンと建築事務所を共同経営。実家はお金持ち。
【チェ・ユン(キム・ミンジュン)】弁護士。数年前に妻と死別。
【イ・ジョンロク(イ・ジョンヒョク)】カフェを経営。妻はパク・ミンスク。
この4人の紳士を中心に、ストーリーは展開します。
そしてこの4人に絡んでくる女性たちは。。。
【ソ・イス(キム・ハヌル)】高校教師。キム・ドジンと事務所を共同経営しているイム・テサンに片思いするも、イム・テサンはイ・ソスのルーム・メイトのホン・セラと交際。
【ホン・セラ(ユン・セア)】プロゴルファー。ソ・イスのルームメイト。イム・テサンと交際。
【イム・メアリ(ユン・ジニ)】テサンの歳の離れた妹。ソ・イスの教え子。チェ・ユンのことが好きだが、歳の差などで兄のテサンに猛反対されている。
【パク・ミンスク(キム・ジョンナン)】資産家。テサンの妻。
その他にも、ソ・イスの教え子で、ひょんなことからキム・ドジンと警察沙汰を起こしてしまうキム・ドンヒョプ(キム・ウビン)や、実の父親を探しに来たコリン(イ・ジョンヒョン CNBLUE)など、魅力的なキャラが登場します。
「紳士の品格」のあらすじ
高校時代からの友人、アラフォー4人組。
ことあるごとに集まっては飲み、話し、相談し、協力し合い、ときには喧嘩。
既婚者もいれば独身貴族、妻に死別した人もいます。
片思い中、恋愛中、遊びの恋愛を繰り替えしていたけど。。。など、置かれている状況も、恋愛に対するスタンスも、性格もそれぞれ違います。
4人それぞれのラブストーリーが進行していきます。
紳士の品格」のおすすめポイント
やさしさとあたたかさ、大人のコミカルさを味わえる
韓国ドラマと言えば、複雑な人間関係、ドロドロの復讐劇などがよく登場しますが、「紳士の品格」にはそういった要素はありません。
恋のライバルに執拗にいやがらせされたりもなし。
そして登場人物が、ほぼ全員、いい人。
40代だけど、4人集まるとノリは高校生。
40代が演じるコミカルさも、大人の魅力満載。
40代大人の男性の魅力がてんこ盛り
なんたって40代の男4人集まってますから。
大人の男性の魅力を濃厚に味わえるドラマです。
青春ものや学生たちにはない、仕事で成功している男たちの責任感や落ち着きもあります。
男たちの仕事をしているときの顔と、仲間と集まったときの少年ぽい部分とのギャップ萌え。
そして韓国ドラマを見ていて思うのは、韓国の男性って熱い!男っぽい!
好きになった女性にせまるのも、男っぽく、容赦ありません(笑)
嫉妬も隠さない。
40代の大人の男たちが、自分のアツい想いを女性にぶつけるさまが、良い!です。
四者四様の恋愛のかたち
この4人の男たち、境遇も性格もさまざま。
当然、恋のかたちもそれぞれ違います。
恋愛中、結婚中、好きになった女性をおっかけ中、友人の妹に片思いされ中など。
4人の恋愛模様が盛り込まれているので、ストーリーも飽きさせません。
ドラマにありがちな、中だるみもなく、最後まで楽しめるドラマです。
「紳士の品格」で描かれるのは恋愛だけじゃない
「紳士の品格」は4人の恋愛を軸にストーリーが展開していきますが、ドラマで描かれるのは、恋愛だけではありません。
男同士の友情、女同士の友情、兄弟愛、師弟愛、夫婦愛などなど。
さまざまな人間関係が描かれているのも、このドラマがおもしろい要因だと思います。
ユン弁護士は実はすごい人だったと知った話
最近韓国ドラマにはまったので、俳優さんたちにうとい私がいけないのですが(笑)
「紳士の品格」と同じくらいはまったドラマ「応答せよ1994」の13話「1万時間の法則」に、ユン弁護士が出てきてびっくり!
「応答せよ1994」13話のウェディングシーンで
「キム・ミンジョンさん本人が歌います!」
という展開で、招待客が驚きながらも大喜びしてました。
調べてみると「紳士の品格」でユン弁護士を演じているキム・ミンジョンさんって、俳優としてだけでなく歌手としても人気があるのだとか。
私の好きな2つのドラマの間を、キム・ミンジョンさんが行き来してる感じで、思わず喜んでしまいました。
「応答せよ1994」についても書いてます。
高校生でも、40代でも、とにかく一生懸命になれば、あがくし、失敗もするし。
いつもかっこよくとはいかない、アラフォー4人組が、ときにかっこよく、ときにかわいい。
男性はいつまでたっても、中身は少年だなあと思ったり。
見ると元気になれるドラマの1つだと思います。
チャン・ドンゴンがかっこいいし。
おちゃめだし。