福岡にある菅原道真公ゆかりの、太宰府天満宮の名物として有名な「梅ヶ枝餅」
百貨店の催事場で「九州物産展」が開催されていると、必ずそこには「梅ヶ枝餅」があります。
それくらい、有名。
私は親戚が福岡にいるので、子供のころからよく食べていたのですが、私のまわりの友人の中には、福岡出身じゃないけど梅ヶ枝餅は好きだという人も少なくありません。
結構、全国的に浸透している感じです。
私が子供のころから愛してやまない、この「梅ヶ枝餅」の魅力と、おいしく食べるコツをお教えいたします。
梅ヶ枝餅といえばかさの家。
そのかさの家で発送してもらうこともできるようです。
かさの家のホームページ
でも実は、現地では、かさ家でなくても、どこでもたいてい同じ味でおいしい。
冷凍ものの梅ヶ枝餅もあります。
昔から、お土産で買ってきた梅ヶ枝餅の、食べきれなかった分を冷凍したりしてました。
梅ヶ枝餅は、冷凍した後に解凍して食べても、おいしいです。
梅ヶ枝餅が焼き餅とは違う点
若干薄いので、軽く食べられる
梅ヶ枝餅はあんを包んだお餅を焼いたものですが、他の焼き餅に比べて、若干薄いです。
だからおなかにもたれない。
ぺろっと軽く食べてしまえる、危険な食べ物です(笑)
焼き加減が絶妙
他の焼き餅は、お餅にしっかり焼き目がついている感じですが、梅ヶ枝餅の場合、焼き目がつくように焼くというよりもあぶった感じとでもいいましょうか。
焼き加減が、他の焼き餅と明らかに違います。
一般的な焼き餅は、ちょっと焦げ目がついたお餅といった感じで、焦げ目がついていない部分はやわらかいお餅ですが、梅ヶ枝餅の場合は焼き方が違うせいか(タイ焼きを焼くような鉄板ではさんで焼きます)外側全体がこうばしく、中側はやわらかいお餅で、焼きたてをいただいたときにはあんの部分までしっかり熱いのでおいしさは格別です。
個人的にはあんが他のお餅と違う感じがします
個人的には、おもちに包まれたあんが、他のおもちとは明らかに違う気がします。
若干しょうがが入ってるんじゃないかと勝手に思っていたのですが、ホームページなどで調べてみるととくにしょうがは入ってないようす。
でも、何かが違う。
あんが、おいしいのは言うまでもなく、他のあんとはちょっと味が違うように感じています。
梅ヶ枝餅のおいしい食べ方
梅ヶ枝餅はタイ焼きのように、はさんで焼くタイプの鉄板で焼くので、焼きたては外はパリっと、中はやわらかくという感じ。
当然、焼きたてをほおばるのがおいしいし、1個ずつビニールに包まれているので、歩きながら食べたり、お店の中で食べるのが一番おいしい食べ方です。
でも実は、持ち帰ってきて冷めたころに食べると、包まれたビニールの内側に細かい水滴がついていて、焼きたてよりもしっとりとやわらかい状態になっていて、この状態で食べるのも美味しかったりします。
一度焼いた部分が、その水滴の水分をすって若干柔らかくなっているのが、また美味だったりします。
ただ梅ヶ枝餅には添加物や保存料が入っていないので、持ち帰るとs翌日には固くなります。
だから固くならないうちに、食べきれなかった梅ヶ枝餅はすぐに冷凍したほうがよいです。
1個ずつビニールで包まれているので、さらにジップロックなどに入れて冷凍すればらくちん。
固くなった梅ヶ枝餅は、炊飯器でよみがえります
翌日になって固くなった梅ヶ枝餅は、炊飯器でよみがえります。
電子レンジも試してみましたが、電子レンジだとなかなかうまくやわらかくできませんでした。
炊飯器なら、保温中のご飯の上に、ビニールに包まれたままの梅ヶ枝餅をポンとのせて、10分ほど置いておけば、やわらかくよみがえります。
また冷凍していた梅ヶ枝餅を解凍するのも、炊飯器が一番、失敗がなくておいしいく解凍できます。
冷凍していた梅ヶ枝餅の場合は、炊飯器に15分くらい。
炊飯器だと、全体的に均一にやわらかくもどります。
友人の中には、フライパンで焼く、オーブントースターで焼く、という人もいますが、私はこの炊飯器でもどした梅ヶ枝餅が一番好きです。
私の場合、九州物産展があるとだいたい10個入りを買ってきて、1~2個食べて、残りはすぐに冷凍しています。
子供のころは、太宰府天満宮内のお茶屋さん、確か本宮の裏にあったと思うのですが、そこで甘酒と一緒に梅ヶ枝餅をいただいた記憶があります。
かなりあまあまなセットですが。
あー、焼きたてを、また食べたい!