ポケトークという翻訳機械が、決して手の届かないような高いお値段ではなく、販売されている昨今。
スマホでも、音声で翻訳してくれるアプリも数多く登場しいる昨今。
「アプリを使えば、もう英語は勉強する必要がないでしょう」
と思ってしまいます。
まだ宇宙人のような「何言ってる?」という、意味の分からない、ちんぷんかんな翻訳も多いものの、じきに進歩して使えるようになりそうな気配もします。
もしかしたら、この先、英語を話すことは必要でなくなるかもしれません。
それでも、あえてこの年齢で(ピンクレディが踊れる年齢です)、まだしつこく英語を勉強しようとしています。
なぜなら。
アラフィフの私がゆる~く英語を勉強し続けるわけ
直接、タイムラグなしに英語を話したい、分かりたい
やっぱり、アプリや機械を通さず、直接、話したい。
英語で言っていることを、すぐに聞き取りたい。
間に機械やアプリをはさむと、せっかくはずんでいる会話も流れがさえぎられて、なんとなくはずまなくなってきます。
それに、買い物とか仕事とかの会話はまだいいかもしれませんが、プライベートで仲良くなった人と話すのは、やっぱり直接でないと、アプリや機械を間にはさむと、ちょっとよそよそしくなるような気がします。
ジャズボーカルがうまくなりたい
そして、若い時から継続的に続けているジャズボーカルが、少しでもうまくなりたい。
プロを目指すとかじゃなくて、楽しみでやっています。
それでも、前よりうまくなると楽しい。
そしてやっぱり、きれいな発音で、意味を細かいニアンスまで理解して歌うと、これまた充実感が違います。
何かを学ぶと、単調な毎日が変わる
この歳になると、なんだか毎日、同じことの繰り返しで、倦怠感に包まれることもあります。
何かを学ぶということは、そんな退屈な毎日をちょっと変えてくれるような気もしています。
何より、前よりも少し英語がわかるようになったと、自分で進歩を感じるとうれしい。
自分に自信が持てる。
何かを学ぶというのは、ちょっとだけ気分も若返らせてくれます。
「その年齢で、いまさら英語?」
そうです。この歳で、今さら英語です。
継続は力なり。でも三日坊主も繰り返せば少し力なり。
若い時から三日坊主で何事も続かない私。
「1日5単語覚える」ということすら、続きません。
(でも単語を覚えるのは、一日にたくさんの単語を見て、何度も繰り返し見るのがいいようです。)
英語も、勉強したり、中断したり、再開したりを繰り返してきました。
そして、分かったこと。
継続するのが一番いいと思いますが、三日坊主を何度も繰り返せば、少しは進歩するということ。
怠けものなので短期間で習得しようとよくばらず、ゆる~くでも続けていれば、ゆっくりでも進歩するということ。
少しずつ話せるようになるのが楽しい
まだまだ、英語は片言です。
先日、アメリカ人の先生に1時間、ジャズボーカルのレッスンを受けましたが、半分以上、先生の
言っていることがわかりました。
もちろん、わかりやすい英語で話してくださったからだとは思いますが。
そして自分でもびっくりするのですが、ブロークンな英語ながら、話したいことが話せて、それが通じたときの喜び。
会話が続くことの楽しさ。
そういう気持ちを味わえ、エキサイティングなひと時を過ごしました。
英語で会話をするのは、パズルに似ている
母国語でない言葉で会話をする楽しさって、パズルをする楽しさがあると思います。
自分のいいたいことに当てはまる単語を、自分のボキャブラリーの中から探す。
見つからなければ、何か似た単語を探す。
自分のいいたいことの文法がわからなければ、他に簡単な文章で言い表せないか考える。
あてはまる単語を見つけ、文章をくみたてられて、それが相手に伝わった時の達成感。
パズルに似ています。
アンチエイジングにも英語学習はいいかも
退屈で、怠惰な毎日を送っていると、顔の筋肉も下がってきて、ほうれい線が濃くなり老けて見えるようになると思います。
何かを勉強していれば、いきいきと、きりっとした顔立ちになるんじゃないかな?と、勝手に考えています(笑)。
何かに前向きに取り組んでいる感じが表情に出て、退屈している顔よりも、若く見えればいいな、と。
でも机に向かっての勉強は苦手
とはいえ、机に向かっての勉強は、トライするのですがなかなか長続きしません。
好きな小説を英語で読むというのも、ある程度英語がわかるようになってからでないと、苦痛でたまりませんでした。
根気がなくて、飽きっぽい性格なので、空き時間にできるスマホの英語学習アプリなどは、結構役に立ちました。
無料のアプリでも、使えるものが多いし、有料のアプリでも英語を習いに行くことを考えれば、お値段はひかえめ。
今は無料の「Duolingo」で学習中
「Duolingo」はネット上で、無料で英語をゲーム感覚で学ぶことができます。
1レッスン5分程度なので、飽きっぽい私にぴったりでした。
「こんな言い回しがあったのか」という文章も出てきて、使える英語という感じです。