「中学・高校6年分の英語が10日間で身につく本」のおすすめポイント

「中学・高校6年分の英語が10日間で身につく本」

社会人になってから、また英語を学びなおしている人におすすめの英文法本です。

「英文法の本が退屈」「英文法の本って、分厚くて読む気になれない」という学生さんにもおすすめ。

もちろん、この薄さですべての文法をカバーできるわけではありませんが、やりなおし英語学習のとっかかりとしては、とっつきやすいです。

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厚さもこのくらいなら、何度も繰り返し読めます。

実際に何度も読んだ感想やおすすめポイントなど、ご紹介します。

勉強が苦手な人でも楽に読める本の厚さ・量

私は、はっきり言って勉強が苦手です。

机に向かって分厚い本を読んだり、暗記にいそしんだり、なんてことは私には無理です。

この本は、そんな私でも取り組める厚さ。

最後まで読み切れる量です。

細かい字がぎっしりつまっている文法本ではなく、字も大きく適度にイラストもはさまれていて参考書慣れしていない私でも読みやすかったです。

はっきり言って「10日間」では無理だけど繰り返し学習によい

はっきり言って「10日間」で身につけるのは無理です、私には。

1度読めば頭に入る人もいるかもしれませんが。

でも「10日間」という区切りになっているので、何度も読み返すのがラクです。

1日分の分量も10分前後で読める内容なので続けやすい。

忘却曲線という科学的に実証されたものがあって人間の頭は忘れるようにできているので、忘れそうなころにまた見るのが、記憶を定着させるコツなのだとか。

私だけかもしれませんが若い時と違い年を重ねてからの英語学習は「忘れる」「覚えられない」が前提だと思います。

「なんで覚えられないんだ」

「なぜすぐ忘れるの?」

といちいち自分にイラついていては英語学習は進みません。

だから、この本を繰り返し読む。

何度も繰り返し読んで、また忘れたころにパラパラっとめくってみる。

私は無理に覚えようとせずに

「へぇ、そうなんだ」

「あ、そうだった、そうだった」

くらいの感覚で読むようにしています。

回数読めば、なんとなく頭に残る。

完ぺきに全部、頭に残らなくても、前よりもは前進して英語がわかるようになるはずと信じて。

文法本にありがちな「退屈」が少ない

私はいくつか文法の本を読みましたが、その中では「中学・高校6年分の英語が10日間で身につく本」が1番、退屈な部分が少ないと思いました。

文法本の中には

「This is a pen」

のような初歩的な部分から始まるものもあって

「そのくらいは知ってる」

とまどろこしい思いをすることもありました。

「中学・高校6年分の英語が10日間で身につく本」は「This is a pen」から始まりません。

「カ、トンボ、ツバメの法則」というものから始めまります。

はじめの項目から「へえ、そうだったんだ」と目からうろこ、興味津々で読むことができました。

常々「昨日、午後三時に海にいた」のようなことを言いたいとき、英単語をどの順番で並べればいいのか、形容詞や副詞を置く場所にもいまいち自信がなかったのですが、最初の1日目でそれが学べました。

こんな感ふうに中学と高校の英語を

「へぇ、知らなかった」

「そう考えればいいんだ」

という驚きを持って学ぶことができました。

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1日にいくつかの法則を学ぶので効率がいい

1日にいくつかの法則を学びます。

大切な要点だけをぎゅっと凝縮した感じです。

最終日にいくにしたがって学ぶ法則の数は増えていきますが、忙しければ、1日分を2日に分けて読んだってかまわないと思います。

この本に関してはとにかく何度も読み返せる量なので、何度も読み返すことが肝心かと。

そして1日にいくつもの法則を学ぶというのは同じ法則を延々とではなく、次々に学ぶ法則が変わるということ。

飽きっぽい私には、この形式が合っていました。

法則を学んだ後、軽い練習問題があり頭に入りやすい

法則を学んだ後、軽い練習問題があります。

難しい問題ではなく、学んだ法則を確認するような簡単な問題なので頭に残りやすい気がしました。

法則を読むのに飽きたころ、ちょっとだけ練習問題をしてまた次の法則へ。

この法則と練習問題の短さや量も、あきっぽい私に向いてました。

途中で挫折して、読み終えることができなかった文法書もありますが、「中学・高校6年分の英語が10日間で身につく本」は最後まで読めて、しかも何度でも読み返せました。

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私の場合は、好きなジャズメンの自伝を原書で読んだり、来日したジャズメンにライブの感想を伝えたりなどの、ちょっとしたおしゃべりができるようになりたいという目的で英語を学んでいるので、この「中学・高校6年分の英語が10日間で身につく本」のチョイスは目的にかなっていたように思います。