「頭に来てもアホとは戦うな!」を読んでアホを放っておくコツを学ぶ

田村耕太郎さんの本、「頭に来てもアホとは戦うな!」(朝日新聞出版)を読みました。

そうそう、そうだ!そのとおりだ!と何度も納得しながら読みました。

もうどうしようもないアホ(←職場や親戚や家族に1人や2人、いるんじゃないでしょうか)に時間をさくのは無駄、相手にするのは労力の無駄、と思いました。

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アホには、何を言っても無駄。

馬の耳に念仏。

とにかく自分の考えだけをふりかざしてきたり、人のあげあしを取ろうとずっと他人を見張っているような人たち。

私が一番嫌いなのは、人をおとしめるようなことや、意地悪を言って

「冗談やんか」

と言う人。

冗談は笑えるものだと思うのですが、そのいけずのどこがおもろいねん!笑えるねん!と思ってしまいます。

私はそういうのにお付き合いしないで、そういうことを言われてもスカしているのであまり言われることはありませんが、他人が言われているのを見るのも気分が悪い。

大阪の漫才師、海原やすよともこのネタで

「あんた、オバタリアン線オバタリアン行きの電車に乗ってるで。

はよ降り。

そのままやと、オバタリアンへまっしぐらやで!」

というのがありますが、

私は、人に意地悪をして喜んでいる人や、人のあげあしばかり取っている人を見ると

「不幸な人生線不幸行きの電車に乗ってはんねんな。

そのまま、乗り続けてどんどん不幸になりやがれ」

と思ってます。

職場や学校、家族や親族、友人などに腹の立つ人がいるかたには超おすすめ。

一読して損なし!と思います。

幸せな人は人に意地悪しないし、人のあげあしも取らない。

そして意地悪な人や、人のあげあしを取る人は、同じ意地悪な人しかよりつかない。

普通の人たちには嫌われ、優しくしてもらえないから幸せになることはない。

ざまあみろ。

自ら、どんどん不幸になっていきやがれ。

と心の中で悪態ついてます。

田村耕太郎著「頭に来てもアホとは戦うな!」を読んだ感想

頭では、わかってました。

「あの人には、言ったってしょうがない。」

「あの人には、かかわらないに越したことない。」

と、今までも思ってました。

でも人の言いぶんに耳を貸さずに、人のやり方にいろいろ一方的に口出しする

「言い返してもしょうがない」

人たちに、腹が立っていたのも事実。

言ってもしょうがないと思いつつ、好き放題に言われて激おこなんだけど、必死でそれを隠す、みたいなこともありました。

腹が立つんですよね。

自分の言っていることが絶対正しいと思って、それをこちらに押し付けてくる人とか。

私を指導しなきゃ、アドバイスしなきゃと思ってるらしいけど、こちらから見れば価値観の押し付けって感じ。

みんな価値観はさまざまで、どれが正しいとか、正しくないとかはないんだよ、なんて言っても、そんな人には通じない。

自分は絶対正しいと思っている人に、つける薬はありません。

そんな人と距離をおくことができたらいいのですが、そうできるとも限らない。

だまって、我慢して話しを聞かなきゃいけないときもあります。

あー!言い返したい!と思って言い返して、言い負かすことができたとしても、この本に書いてある通り、相手が「自分が間違っていた」と反省することなんてまずなくて、恨みを残す結果になるだけ。

涼しい顔で、聞き流すことができると楽なのですが、そこは人間なのでだまって聞きながらも、勝手な言い分に、腹は煮えくり返る。

後からふつふつと怒りもわいてくる。

おだやかに過ごしたいのに、あいつのせいで腹立つ!私の平和な時間を返せ!と思ったこともあります。

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この本を読めば、なぜアホと戦うと損なのか、アホと戦わずして充実したおだやかな時間を守る方法を知ることができます。

私が一番、いいなと思ったのは「カッと来たら幽体離脱」。

激おこしそうになったら、幽体離脱して自分と相手を上から眺めるというもの。

まあ、なかなかスムーズにはできませんが、幽体離脱を練習中といったところ(笑)

とにかく、アホと同じ土俵に立ってはいけない。

アホを相手にしてはいけない。

他人のすることに口出ししてくる人って、たぶん自分の人生は空っぽ。

または自分の人生を直視したくない。

だから、人に口出しして暇つぶししたり、自分の人生から目をそらすために、まわりの人をじろじろ見て口出ししてくるんだと、私は思っています。

充実した生活を送っていて、幸せな人は、他人のすることに、いちいち口出ししないはず。

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アホのせいで、自分のおだやかな時間をだいなしにしないぞ!と決心しました。

忘れっぽいので、忘れないように。

ちょこちょこ思い出して、読み返そうと思っています。