手作りマスクは立体型がいい?それともプリーツ型?実際に作ってみた

数々のマスクの作り方がありますが、大きくわけると「立体型」と「プリーツ型」そして「平面型」にわかれると思います。

なんとなく個人的には、「立体型」と「プリーツ型」が、顔に密着して効果がありそうに思ったので、「立体型」と「プリーツ型」の2種類を作ってみました。

実際に使ってみて感じた、それぞれのメリット、デメリットについて書きたいと思います。

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立体型マスク、プリーツマスク、それぞれの作り方や参考にしたサイト、アレンジした点などは「ふくよかさんのハンドメイドライフ」のほうに書いています。

型紙不要【男女兼用サイズ】マスク(プリーツタイプ)の作り方
縦9.5センチ×横17.5センチの、ダブルガーゼで作るマスクの作り方です。A4サイズでプリントアウトできるPDFの作り方の図も作りました。
フィルターポケットつき立体マスクを手作りして気づいた改良点
マスクを作っていて、薄いフィルターだと、ちょっと入れにくいなと感じたので、私なりに改良しました。

 

比較したのは、この4タイプのマスクです。

【Aのマスク】

立体型のマスクで、ダブルガーゼで作っています。

裏側には同じくダブルガーゼで作った、フィルターポケットがついています。

(ガーゼは合計で4枚のあつさ)

鼻の部分には、ノーズワイヤー入り。

【Bのマスク】

プリーツタイプのマスク。

ダブルガーゼを二重にして、裏側にもダブルガーゼのフィルターポケットをつけたので、ガーゼは合計6枚という厚さ。

さらにプリーツの重なり部分もあるので、ガード力がありそうです。

鼻の部分にはノーズワイヤー入り。

【Cのマスク】

Bのマスクと同じダブルガーゼで作ったプリーツタイプのマスク。

表側はBと同じくダブルガーゼが二重ですが、フィルターポケットはついていないのでガーゼは4枚の厚さ。

ノーズワイヤーはなし。

【Dのマスク】

普通の使い捨てのマスク。

花粉症のため買い置きしていたものが、残り少なくなってきたので、当初はこれをキッチンハイターにつけ置きしたのを天日干しして繰り返し使っていました。

マスクの裏側は、こんな感じです。

上に置いたフィルターは、アマゾンで手芸用品店が「マスクのフィルターとしても使える」として売っていた不織布です。

この不織布、驚くほど薄くて、下に置いた本の字もばっちり読めるほど。

こんなに薄くて大丈夫?と不安でしたが、こんなに薄いのに2枚重ねると息苦しくなるので、見かけほど頼りなくはないです。

使用後、軽く水洗いしても、ちゃんと水をはじいてます。

マスクの比較

【Aのマスク】

普段はフィルターを1枚だけ入れて使用。

フィルターを2枚入れると息苦しいですが、1枚だと息苦しさもありませんし、息をするたびにマスクが口や鼻に張り付くということもありません。

ゴムがゆるいと鼻と口が密閉されませんが、ちゃんとゴムを調節すれば密着します。

ダブルガーゼ2枚(ガーゼだけだと合計4枚の厚さ)とフィルター1枚で、しっかりガードされている感じがします。

ウォーキングや、少し遠いところまで歩くようなときにはこのマスクを使用しています。

【Bのマスク】

表布が二重にしたダブルガーゼ、フィルターポケットもダブルガーゼなので、全部でガーゼ6枚の厚さ。

厚さ的には一番安心感がありますが、これにフィルターをつけてウォーキングなどをすると若干、息苦しさを感じます。

普通にお買い物に行くくらいなら、このマスクにフィルターを入れても息苦しさは感じないので、スーパーに行くときなどには、このマスクを使用しています。

【Cのマスク】

フィルターポケットなしなので、二重にしたダブルガーゼ(ガーゼだと合計4枚)のみ。

AとBのマスクに比べると、若干ガード力が弱いような気もします。

【Dのマスク】

新品の使い捨てマスクなら安心感がありますが、何度かキッチンハイターなどで消毒したマスクだと不安なのでDのマスクの上にCのマスクを重ねてつけています。

(Cのマスクは少し大きめなので、Dのマスクが隠れてくれます)

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それぞれのメリット、デメリット

私の独断と偏見で、実際に使って感じたメリット、デメリットです。

立体型マスクのメリット、デメリット

【メリット】

呼吸がラク。

製作時間がプリーツ型より若干、早く出来上がる。

使用する布の量も、プリーツ型に比べて若干少ない。

型紙が合えば、顔への密着度が高い。

手洗い後、フィルターポケット付プリーツ型マスクよりも、乾くのが早い(フィルターポケットなしのプリーツ型マスクとなら同じくらい)

【デメリット】

プリーツ型マスクに比べると、薄い。

手洗いを繰り返した後、形が崩れてくる。

フィルターが若干入れにくい。

密着性を高めるためには、顔の大きさや形に、型紙を合わせる必要がある。

プリーツ型マスクのメリット、デメリット

【メリット】

表布は二重のダブルガーゼで、さらにプリーツで重なる部分もあるので、フィルターを入れるとかなりの保護力が期待できそう。

手洗いを繰り返すと若干型崩れしてくるが、プリーツにコバステッチをかけておけば型崩れが少ない。

顔の大きさや形に、あまり左右されずに使える。

【デメリット】

顔につけていて、分厚さを感じる。

フィルターを入れて、長時間歩いたりすると息苦しさを感じることがある。

立体型より若干、生地の量が必要。

フィルターポケット付にすると、立体型(フィルターポケット付)よりも、手洗い後に乾くのが遅い。

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フィルターを入れたらBのマスクが1番分厚くなるので、ウィルスからの保護力も1番大きそうなのですが、長時間歩いたりすると若干、息苦しさを感じるのが難点。

立体型マスクは、つけていてもラク。

プリーツ型マスクに比べて、立体型マスクのほうが製作時間も若干短く、使用する布の量も少ないように思います。

好みや顔の形にもよると思いますが、私は手作りマスクについては立体型のほうが好みです。

プリーツ型マスクの作り方は「ふくよかさんのハンドメイドライフ」で、ご紹介しています。

型紙不要【男女兼用サイズ】マスク(プリーツタイプ)の作り方
縦9.5センチ×横17.5センチの、ダブルガーゼで作るマスクの作り方です。A4サイズでプリントアウトできるPDFの作り方の図も作りました。

立体マスクにつけるフィルターポケットは、両端をあけておいたほうが便利な理由も、こちらに書いています。

フィルターポケットつき立体マスクを手作りして気づいた改良点
マスクを作っていて、薄いフィルターだと、ちょっと入れにくいなと感じたので、私なりに改良しました。