グランフロント大阪南館7Fにあるスペイン料理「バル エスパニョール ラ ボデガ(Bar Espanol LA BODEGA)」に行ってきました。
友人と、ランチしよう!ということになり、ちょっといつもと違うものを食べよう!ということでスペイン料理を食べに行ってきました。
学生時代、ヨーロッパを、学生だけが取得できるフリーパスを使って列車で移動するという、若いからこそできた旅をしたことがあります。
そのとき、スペインもマドリッドとバルセロナに行って、確かマドリッドで一緒に旅していた友人たちとパエリアを食べに行った記憶があります。
現地のパエリアは大きな鉄の浅い鍋で出されて、数人で食べてもおなか一杯になりました。
魚介類がふんだんに入っていて、とてもおいしかったのを覚えています。
たまに家でも、見た目が豪華になるので、魚やアサリを入れてフライパンでパエリアを作りますが、それなりに美味しくできるものの、現地のお味には到底およびません。
たくさんの、いろんな種類の魚介類が入ったパエリアが食べたい!
その一念で、グランフロント大阪へとむかいました。
ラ ボデガでランチ
グランフロント大阪南館の7Fは、こじんまりとしたお店が数多くあるフロアです。
そのフロアの端っこ、北館に面した場所に「ラ ボデガ」はあります。
私たちは予約していなくて、平日のお昼12時頃に到着したら、もうすでに数組のお客さんが並んでおられました。
私たちも並びましたが、20分くらいで入れました。
予約していなかったので、入口に近いカウンター席に通されましたが、料理人さんたちのお仕事ぶりを見ながら食事できるので、よかったです。
私たちは、せっかくスペイン料理を食べるなら、パエリヤとブイヤベースの両方を食べたい!とよくばりなことを考えて、ラ ボデガコース(2100円)をチョイス。
2名以上の予約になりますが、ラ ボデガコースなら、タパス盛合わせの後のメインが「海の幸のブイヤベース」「イベリコ豚のグリル」「牛ハラミのグリル」から選べるので、ここは迷わずに「海の幸のブイヤベース」をチョイス。
パエリヤも「魚介のパエリャ」「イベリコ豚のパエリャ」「今月のパエリャ」「季節のパエリャ」「オマール海老のパエリャ」などから選べます。
私たちが行ったときには「イベリコ豚と魚介のパエリャ」があったので、「イベリコ豚と魚介って合うかなあ?」と思いつつもチョイスしたら、ごれが大正解。
魚介とイベリコ豚が合うだけでなく、イベリコ豚が甘味があって、本当に美味しかったんです。
ラ ボデガコース(2100円)には、あとデザートとカフェが付きます。
席につくとほどなく、前菜のタパス盛り合わせが出てきました。
右端のスペイン風オムレツもおいしかったんですが、中央の上側にあるタコの下に隠れているポテトサラダが異常においしかったです。
次に来たのが、お待ちかねのブイヤベース。
奥のお鍋に2人分サーブされてくるのですが、これ、2人分をお皿によそってもまだおかわり2回くらいできる量がお鍋にあります。
これだけの種類の具材を集めるのは、家庭では無理。
そして、いろんな種類の具材から、それは深みのあるおいしいダシが出ているので、いつまでも、いつまでも永遠に飲んでいたいくらいおいしい!
ちょっとだけパスタが入っているのですが、そのパスタがおいしいダシを吸っていて、また美味。
深みのある、日々の疲れを癒してくれるおいしさ。
そして次に来たのが、パエリヤ。
これで2人分です。
大きな鍋に、これでもか!の魚介の嵐。
そしてお茶碗に4~5杯はありそうなお米の量なので、何度もおかわりできる幸せが、ここにもありました。
友人と、ラグビーのワールドカップの話で白熱しているうちに、パエリヤは完食。
冷静に考えると、お茶碗2~3杯くらいご飯食べて、具沢山のスープ2~3杯食べてます。
すごい!
パエリヤは最後のほうはさすがに苦しかったので、次回来るときにはおなかをすかせてこよう!と決心しました。
そして、楽しみなデザート。
クリームブリュレと思ったら、クレマ・カタラナというもので、カタルーニャ地方の洋菓子なんだそうです。
カスタードの上にパリパリしたカラメルがトッピングされていて、お味はクリームブリュレとカスタードプリンの中間といった感じ。
たまに「とろけるプリン」系や、ブリュレ系で、食べた後べっとりと口の中に油分が残るようなものがありますが、まったくそんなことはなくて、濃厚ながらもさっぱりとした余韻のスイーツ。
デザートとコーヒーまで、しっかりおいしかったです。
これを書いていたら、また食べたくなってきました!
ブイヤベースが感動ものでしたから!