花園生まれのラグビーボール型カレーパン「東大阪ラグカレー」

東大阪市にある花園ラグビー場は、日本初のラグビー専用スタジアムです。

2019年のワールドカップでラグビーは盛り上がっていますが(私も20年ぶりにラグビーの試合を楽しんでいます)、ラグビーのボールの形をした「東大阪ラグカレー」というカレーパンをご存じですか?

このカレーパン、企画ものだとあなどるなかれ。

2016年~2018年まで、3年連続でカレーパングランプリ金賞受賞という実力派(2019年9月現在)

見た目も楽しいのですが、食べてびっくりのおいしさです。

他のカレーパンとは一味も二味も違うおいしさ。

お値段は168円(2019年9月現在)

「東大阪ラグカレー」について、レポートします。

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東大阪ラグカレーを作っている鳴門屋さんについて

東大阪ラグカレーを作っているのは、パン工房鳴門屋さん。

昭和9年(1934年)、鳴門屋製パンとして大阪で操業。

現在まで三代にわたって、大阪で愛されている老舗のパン屋さんです。

創業当時から「人の手から生まれる優しいパン作り」にこだわり、職人によるパン作りを続けています。

生野区にある桃谷本店のほかに、今里店、八戸ノ里店、四天王寺店、JR京橋駅西口店、本社工場直売所、高島屋大阪店などで鳴門屋さんのパンを購入することができます。

鳴門屋さんのホームページはこちら。

鳴門屋製パン株式会社 | Narutoya
パン工房鳴門屋 食の都より、人の手から生まれる優しいパンをお届けしています

東大阪ラグカレーの特徴

東大阪ラグカレーはラグビーボールの形

東大阪と言えば、花園ラグビー場。

そのため、ラグビーボールの形にしたのだとか。

東大阪ラグカレーのカレーパンは中身ぎっしり

食べるとわかるのですが、東大阪ラグカレーのカレーパンは、他の平べったいカレーパンに比べると厚みがあります。

なぜなら中身がぎっしりと詰まっているから。

カレーの具が、他のカレーパンに比べて1.5倍から2倍くらい多いように思いました。

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東大阪ラグカレーのカレーパンは牛すじ入り

東大阪ラグカレーは、やわらかく煮込まれた牛すじがふんだんに入っています。

たっぷり入ったカレーの具の中に、このコロっとした牛すじが紛れ込んでいて、食感がおもしろいです。

東大阪ラグカレーのカレーパンは食べ応え十分

通常のカレーパンより厚みがり、中にごろごろと牛すじが入っているだけあって、東大阪ラグカレーは食べ応え十分。

鳴門屋さんのホームページでの紹介でもあるように、ラガーマンも満足しそうなボリュームです。

アラフィフの私は、お昼にパンを食べるときは2~3個食べますが、この東大阪ラグカレーなら1個で十分でした。

東大阪ラグカレーは子供でも大丈夫

東大阪ラグカレーは、しっかりカレーの味と香りが楽しめますが、そんなに辛くないのでお子さんや、辛いのが苦手な人でも大丈夫だと思います。

スパイス系というよりもは、カレーのルー系の、懐かしい、やさしいお味です。

東大阪ラグカレーはしつこい油っこさがない

カレーパンの中には、たまに包み紙にもしみだして、手や口のまわりもギトギトになってしまうような油っこいものもありますが、東大阪ラグカレーは揚げ物のおいしさは残しつつ、しつこい油っぽさは感じませんでした。

大阪人は揚げ物に関しては

「あの店はつこうてる(使ってる)油がええ(良い)」「つこうてる(使ってる)油が悪い(古い)」と評することが多々ありますが、この東大阪ラグカレーに関しては

「つこてる(使ってる)油がええ(良い)」部類に入ると思います。

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私は、この庶民的なお味と、包み紙にもほっこりします。

ラガーマンの気分を味わえる?東大阪ラグカレー。

カレーパンの中では一押しのパンとなりました。