「生きた建築ミュージアムフェスティバル2019」で初見学

ちょっと前の話になりますが、2019年10月に初めて「生きた建築ミュージアムフェスティバル」に行ってきました。

2~3年前から、「生きた建築ミュージアムフェスティバル」というものが大阪で開催されていて、歴史ある建物や貴重な建物を見学できるということは知っていました。

ぜひとも参加したいと思っていたのですが、なかなか日程が都合がつかずにいましたが、やっと2019年10月に都合がついたので行ってきました。

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「生きた建築ミュージアムフェスティバル」は毎年、10月の週末に開催されているイベントです。

公式ホームページはこちら。

一般社団法人 生きた建築ミュージアム大阪

2019年10月「生きた建築ミュージアムフェスティバル」に行ってきました

梅田でランチした後、散歩がてら歩いて、最初に向かったのは、以前から行きたい!と思っていたヴォーリズ建築の大阪教会。

大阪教会に行ったときのようすや感想については、こちらに書きました。

まるでシェークス・アの世界!ヴォーリズ建築の大阪教会を見学
2019年の「生きた建築ミュージアムフェスティバル」の期間中、明治時代に建てられたヴォーリズ建築で大阪市西区江戸堀にある、日本基督教団大阪教会を見学してきました。素朴なパイプオルガンの演奏とシェークスピアの時代に舞い戻ったかのような内装に、心も洗われるようでした。

その後、大阪教会近くの建築事務所を見学。

普通に設計士さん?たちがデスクに向かって仕事をなさっている中、事務所の入り口付近に展示されている新しく建築される美術館の模型などを見学。

建築事務所に入ったことなかったので、ちょっとドキドキしました(笑)

大同生命ビルへ

その後また歩いて大同生命ビルへ。

以前からこのビルの前は何度も通っていました。

土台部分が細くなっている不思議な形のビルなので

「変わった形のビルだなあ。倒れないのかなあ。(いえ、倒れませんが(笑))」

と思って見ていました。

でも用事もないし、中にお店があるわけでもないのでなかなか中に入れませんでした。

今回は「生きた建築ミュージアムフェスティバル」に参加されているので、気兼ねなく入りました。

1階のエントランス。

NHKの朝の連続ドラマ小説「あさが来た」のあささんのモデル、広岡浅子さんの銅像があって、横に椅子が置いてあり、一緒に記念撮影できるようになっていました。

ここから2階に上がると展示室があって、広岡浅子さんの業績や家族構成など、いろんな資料を見ることができます。

「あさが来た」のファンとしては、広岡浅子さんの激動の生涯が面白くて、この展示室は結構じっくり見てまわりました。

しかも私の大好きなヴォーリズさんは、広岡浅子さんの娘婿の妹さんとご結婚されていたのだとか。

私の好きなヴォーリズさんと広岡浅子さんが親戚同士なんて、ファンとしてはうれしいかぎりです。

その展示室にあるステンドグラス。

ヨーロピアンな雰囲気に、ちょっと和な感じもあって、だからこのころの建築物が好きです。

展示室の天井。

こんなに請った細工がほどこされているのも、この時代の建物ならでは。

ヨーロピアンで、女性的な雰囲気もあるデザインが、よいです。

アーチ形の天井といい、凝った細工といい、こんな不経済で豪華なこと、今の時代ではありえない。

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NHKドラマの「あさが来た」のファンとしては、広岡浅子さんの奮闘の結果だなあと感慨深いものがありました。

建物の巧妙な細工など、お金のかかった感じは広岡浅子さんが築き上げた財力がはんぱないということの証明。

そして展示室を見ると、広岡浅子さんが女性への勉学の支援など、社会貢献の活動もさかんにされていたことにも感動。

中之島にある三井住友銀行へ

大同生命ビルを出た後は、また歩いて中之島にある三井住友銀行へ。

この「生きた建築ミュージアムフェスティバル」は、歩いて移動すれば運動不足の解消にもなりそうです(笑)

「生きた建築ミュージアムフェスティバル」でオープンハウスになっている建築には、こういう旗が掲げられていて目印となっています。

中之島にある三井住友銀行の前も幾度となく通り過ぎていましたが、こんなに立派な建物だっだとは!

いつも何気に通り過ぎているときには、気づきませんでした。

ヨーロッパの歴史ある建造物にも負けない重厚さです。

すごい!

中はステンドグラスの部屋のみ、撮影OK。

友人が撮影した写真が、キューブリックの映画に出てきそうな雰囲気。

何かここで、キューブリックの世界が繰り広げられそうです。

いかにもお金持ちの世界(笑)

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三井住友銀行では、この後営業部(いわゆる銀行の窓口業務のところ)も見学しましたが、ここがまた、通常私たちが目にする銀行の窓口とは、まったく違う世界。

赤いじゅうたん、大きな窓にふさふさのタッセルがついた分厚い刺繍のカーテン、大理石?のような太い丸い柱など、豪華な重厚さが満載。

映画やドラマで、超富豪がアタッシュケースを開けたらぎっしりと札束が。。。。なんていうシーンに出てきそうな雰囲気。

少なくても数億円単位の取引が行われていそうなイメージ。

数万円の預金では行きにくい感じ(笑)

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「生きた建築ミュージアムフェスティバル」は毎年、たくさんの建物が参加するので、来年も行きたいなあと思います。

2019年10月の「生きた建築ミュージアムフェスティバル」で、大阪市西区江戸堀にあるヴォーリズ建築の日本基督教団大阪教会を見学したときのようすは、こちらに書きました。

まるでシェークス・アの世界!ヴォーリズ建築の大阪教会を見学
2019年の「生きた建築ミュージアムフェスティバル」の期間中、明治時代に建てられたヴォーリズ建築で大阪市西区江戸堀にある、日本基督教団大阪教会を見学してきました。素朴なパイプオルガンの演奏とシェークスピアの時代に舞い戻ったかのような内装に、心も洗われるようでした。