2019年10月3日(木)フィジーVSジョージアの試合を、改修が終わってきれいに生まれ変わった花園ラグビー場で観戦してきました!
実はラグビーを観るのは久しぶり。
新日鉄釜石に松尾選手がいて、その後神戸製鋼で平尾選手、堀越選手、大八木選手が活躍していたころには(ずいぶん昔の話です!)、しょっちゅうテレビでラグビーの試合を観戦していたのですが、その後なんとなくラグビーから遠ざかっていました。
今回は日本でワールドカップが開催ということで久しぶりに観てみたら。
やっぱりラグビーはおもしろい!熱い!燃える!
2019年10月3日(木)のフィジーとジョージアの試合も45対10でフィジーの圧勝ながら、ジョージアもただやられっぱなしでなく、反撃したり、力強いディフェンスを見せつけたりで、見ごたえのある良い試合でした。
新しくなった花園ラグビー場
花園ラグビー場の正式名称は「東大阪花園ラグビー場」
1922年に竣工した、日本では初めてのラグビー専用グラウンドです。
毎年、全国高等学校ラグビーフットボール大会がおこなわれていて、ラガーマンにとってはラグビーの聖地です。
2018年に改修を終え、個別席は約24,000席、大型映像装置や照明も設置されました。
座席の椅子はプラスチックっぽいんですが、長時間座っていてもお尻が痛くならない、優秀な椅子でした。
大型のスクリーンに試合が映し出されるので、敵陣での細かい動きも見ることができました。
花園ラグビー場へのアクセス
近鉄奈良線の東花園駅からは徒歩8分。
近鉄けいはんな線の吉田駅からは徒歩16分。
試合開催日には、吉田駅と花園ラグビー場の間を無料シャトルバスが運行しています。
私は試合終了後は東花園から帰りましたが、駅のかなり手前から駅への入場規制がかかるので、駅に入るまで結構並びます。
試合が終わるやいなや帰る人、選手が観客に礼をするまで見る人、さらにその後のヒーローインタビューまで見る人、と人によって帰る時間はずれますが、それでも混みます。
2019年10月3日(木)ワールドカップのようす
2019年10月3日(木)フィジーVSジョージアの試合当日は、西日本は進路を外れたとはいえ台風が来ているときで、天気予報は雨。
でも運のいいことに、雨が降ったのは試合開始直後から前半終了あたりまで。
後半戦は降ったりやんだりで、帰るころには雨は上がっていました。
ちなみにワールドカップでは長い傘は持ち込み禁止。
観戦中は傘を差さずに、雨用ポンチョ着用です。
花園ラグビー場でのランチはどうする?
花園ラグビー場での午後の試合前にランチなどの腹ごしらえはどうするか?については
- 花園ラグビー場に隣接している、かなり広い花園中央公園で持参したお弁当を食べる。(花園ラグビー場の入り口付近にも芝生があって、そこで食べている人もいました)
- 花園ラグビー場内のお食事処のような場所(期間限定という噂もあり)で食べる。(ただしワールドカップの10月3日当日は、かなりのながーい列ができていました)
- ラグビー場内の売店で軽食を購入して、座席で食べる。
- 近辺の飲食店(数は少ないしかなり混む)で食べる。
などの方法があります。
私が行った10月3日(木)はかなりの雨だったのですが、急遽、個人で食べられる量なら食べ物の持ち込みがOKになっていたので、持参したお弁当を座席に通じる通路にある中二階のようなところで食べておられる人もいました。
私たちは、東花園の駅から花園ラグビー場に行く途中にある「天理スタミナラーメン」でスタミナラーメンをいただきました。
11:30開店なのですが、10月3日は11時の時点ですでに営業しておられ、何人か並んでいましたが15分くらいで入れました。
スタミナラーメンとぎょうざ(具は少な目だけどカリカリにいい焼け具合)は、どちらもおいしかったです。
天理スタミナラーメンさんは、小さなお店なので試合開始時間前だともっと並びそうです。
天理スタミナラーメン東花園店のホームぺージはこちら。
また、東花園の駅から花園ラグビー場に行く途中に、お弁当を売っていたり、ラグビーグッズを売っていたりしています。
ラグビー場に行く道すがらにパン屋さんもあったので、そこでパンを買って食べるのもいいかもしれません。
ワールドカップは開場前から盛り上がる!
ラグビーのワールドカップの会場には、早めに行くことをお勧めします。
遊べる撮影スポットがいくつかあり、応援グッズが(「TRY!」と書いてある扇型のアレです)もらえたりします。
ワールドカップでは、ボディチェックなどがあるためキックオフの90分前までに会場に来るように推奨されていますが、私たちはさらに早く、東花園の駅に到着したのは11時。
天理スタミナラーメンさんでラーメンを食べて、東花園ラグビー場に着いたのは12時少し前くらいでしが、すでにラグビー場前の広場にはたくさんの人たちがつめかけていて、いろんなブースが出ていたり、笛と太鼓のお囃子が練り歩いていたりで、かなり盛り上がっていました!
こちらは当日、私がゲットしたグッズです。
(雨がひどかったので、かなりヨレヨレになっていますが。。。)
花園ラグビー場に入場する(ワールドカップの場合)
ラグビー場の中から聞こえてくるDJのアナウンスに誘われ、私たちはキックオフの1時間半前に入場。
バッグの中を開けて手荷物検査を受け、水筒(ステンレス製は持ち込み禁止)のお茶は係員の前で一口飲みました。
金属探知機でのボディチェックも終えると、あらかじめプリントアウトしていた電子チケットのQRコードを読み取ってもらって、いよいよ入場。
ラグビー場の中でも、お囃子の人たちが笛や太鼓を鳴らして賑やかでした。
花園ラグビー場の売店と席への行き方
売店は入ってすぐの場所と、Cブロックの最後尾にもありました。
なお、座席へ行く通路はつながっているので、どの入口から入っても大丈夫です。
入ってすぐのところにあるミュージアム
入ってすぐのところにミュージアムがあって、ラグビーの歴史などさまざまな展示物があります。
これは、足形の位置にたってフラッシュをたいて撮影するコーナーの写真。
こじんまりとしたミュージアムですが、ラグビーファンにはたまらない場所かと思います。
早めに入場すれば試合前の練習風景が見れる!
キックオフの1時間半前に入ると、試合前の両チームの選手の練習風景を見ることができます。
ノリのいい音楽もかかっていて、気分も盛り上がります。
Cブロックの後方の座席でしたが、結構高さのある段差なので、こんなふうに思ったより選手を身近に見ることができました。
とはいえ、この練習風景を見るときには、双眼鏡が活躍します。
試合中は全体を見るので必要ありませんが、練習している選手が誰なのか確認するのに双眼鏡が大活躍します。
花園ラグビー場の中でも写真を撮って遊べる
花園ラグビー場の外や中で、こんなふうに写真撮影に使えるものを貸してもらえます。
チケットのパネル以外にも、ラグビーの額縁もありました。
Cブロックの最後尾は子供を遊ばせるにも便利
Cブロックの最後尾には広い通路があって、長いベンチが設置してあります。
小さなお子さんがぐずったときに、使えると思います。
私たちが行った10月3日にも、場内で小さなお子さんをよく見かけました。
またこの最後尾には、売店も出ていました。
そして最後尾から外を眺めると、はるかかなたにうっすらとあべのハルカスも見えました。
選手の声が聞こえる!
Cブロックの後方の座席でしたが、敵陣も見えるしトライは目の前で見れるし、よかったです。
テレビで見ているのと違ってアナウンサーの解説がないし、審判の声もマイクで拾ったりしないので、思いのほか静か。
でも選手の声が直接聞こえるので、臨場感があります!
他の試合会場のラグビーのテレビ中継では、サッカーの試合のようなウェーブがありますが、花園ラグビー場ではウェーブもなく、昔ながらの座って落ち着いて試合を見るスタイルでした。
ラグビーのいいところは、敵味方関係なく、いいプレイには皆が拍手すること。
この日の花園ラグビー場でも試合中、フィジーとジョージア、どちらにも拍手や歓声があがりました。
ワールドカップではお辞儀が流行中で、この日はフィジーも試合終了後、選手たちが一列に並んで観客席にお辞儀していました。
試合終了後には号外がもらえました
花園ラグビー場の出口を出たところに読売新聞社のブースが出ていて、試合終了後に、その日の試合結果を掲載した号外を配っていました。
これは記念になります!
お土産には花ラグ饅頭がおすすめ!
花園ラグビー場を出て、東花園駅に向かうとすぐ和菓子屋の「絹屋」さんがあります。
この絹屋さんで買えるラグビーボールの形をした和菓子「花ラグ饅頭」は、ぜひおすすめです。
試合終了後は、お店の前に列ができてますが、どうせ駅に行っても入場制限なので、絹屋で並んで時間調整するのもありです。
「花ラグ饅頭」については、こちらに詳しく書いています。
絹屋さんのホームページはこちら。
和菓子屋さんが作っただけあって、本当においしいです。
ラグビーの魅力はたくさんあります。
屈強な男たちがボールを持って全速力で走ってくる相手をタックルで倒したり、スクラムを組んで押し合ったり。
ラグビーは、男くさくて硬派な、ときに格闘技の要素も入る、熱いスポーツです。
ボールを奪いあうさまは格闘技のようだけど、どんなに熱くなっていても審判が笛を吹けば、さっとはなれて審判に従う紳士のスポーツです。
そして試合が終わればノーサイド。
敵味方関係なく、相手の健闘をたたえあいます。
(日本では「ノーサイド」と言いますが、他国では「フルタイム」とも言うようです。)
最近のテレビ中継は、細かくルールを説明してくれたり、とてもわかりやすくなっています。
ワールドカップは、選び抜かれたチームが出てくるので、どの試合もおもしろいはず。
もしラグビーをあまり見たことがないなら、ぜひ一度見てみてください!