最近は、おいしい冷凍うどんがあるので、急にうどんを食べたくなったときのために冷凍庫にストックできるようになりました。
冷凍うどんさえあれば、うどんつゆは簡単に作れるので、いつでも食べたいときにうどんを食べることができます。
今回は鳥のもも肉をゆでて、そのままそのゆで汁をうどんのおつゆに使います。
鳥のもも肉も、安いときに買っておいて冷凍しておくと、こういうときに便利です。
もし鳥肉がないときでも、粉末のかつおだしを多めにすれば大丈夫です。
簡単で美味しい!うどんつゆの材料
(3人分)
- 水 1000ml
- 粉末の和風だし 1袋(約5g)(大さじ1弱)
- とりもも肉 200g
- しょうゆ 大さじ4~5(お好みで)
- みりん 大さじ3
- 酒 大さじ2
- 砂糖 小さじ1
- 塩 小さじ1
- 白ねぎ 半本~1本
※もし、とり肉なしで作るときは、粉末の和風だしを1袋半に増やしてください。
※塩けが足りないときには、おしょうゆを増やしてください。
簡単で美味しい!うどんつゆの作り方
①なべに水1000mlと粉末の和風だしを入れて、1口大に切ったとりもも肉と、薄く斜め切りにした白ネギの白い部分を入れ、火をつける。
沸騰したら弱火にして10分茹でたのち、しょうゆ、みりん、酒、砂糖、塩を入れて火を止める。
それだけです!
途中でアクだけ、丁寧にとってください。
アクを取って、透明なおつゆにします。
わざわざ、うどんつゆを買ってこなくても、これでうどんつゆができます。
うどんつゆを作ってる途中で、うどんの具(スライスしたしいたけ、かまぼこ、生卵など)も入れてしまいます。
私は、くたくたになるまで炊いて甘くなった白ねぎが好きなので、水からねぎをいれますが、しゃきしゃきした食感が好きな場合は、ねぎは出来上がり寸前に投入してください。
とり肉は、沸騰したのちに弱火にして10分。
あまり加熱しすぎると、とり肉がかたくなるので、沸騰したのち、弱火で10分です。
この弱火10分の間に、うどんの具を投入してください。
おうどんは、別に沸騰させたお湯の中で、指定の時間ゆでています。
おうどんによっては、ゆで汁が白くにごることがあるので、念のためです。
冒頭の写真は鍋焼きうどんです。
うどんをゆでた後の熱湯で、さっとゆがいたほうれん草と、オーブントースターで焼いたお餅も最後にトッピングしました。
お餅も入れているので、食べ応え十分。
これ1つでお腹いっぱいになります。
風邪対策で、白ネギの青い部分もたっぷり投入しています。
そして我が家の風対策!
最後に、すりおろしたショウガを投入。
かなり辛くなるので、最初は小さじ半杯くらいからお試しください。
驚くほど、からだがあたたまります。
そして、おいしいです。
少々、風邪気味だといった感じくらいなら、これで撃退できることも多々あります。
しょうがを入れるようになったのは、若いころ四国に旅行に行って「宮武(みやたけ)」というお店で讃岐うどんを食べてからです。
地元の人に人気があるお店と聞いて行ったのですが、今から25年くらい前の「宮武(みやたけ)」は、普通の民家のような店構えで、店の前には長い行列ができていました。
でも並んででも食べる価値あり!なおいしさ。
メニューは、あつあつ(うどんつゆも麺も熱い)、ひやあつ(つゆが熱くて麺が冷たいだったかな?逆だったかな?)ひやひや(つゆも麺も冷たい)の3種類だったと思います。
全部、素うどん。
でもテーブルの上にごろんと、しょうががまるごとおろし金と一緒に置かれていて、食べる人は自分で好きなだけ、しょうがをすりおろしてうどんに入れるシステムでした。
それまで、うどんにしょうがを入れるなんて発想がなかったので
「うどんに、しょうがを入れるの?!」
とびっくりしましたが、いざ入れてみると、驚きのおいしさ。
以降、風邪気味でないときでも、家でうどんを食べるときには、しょうがをすりおろして入れるようになりました。
ちなみに、この「宮武(みやたけ)」では、当時、いろんなてんぷらが山のように積まれているコーナーがあって、お客さんは好きなてんぷらを取ってきて食べるのですが、お会計は自己申告。
こういう、お客さんを信用したお店って、いいなあとしみじみ思いました。
そして、その「宮武(みやたけ)」で食べた、ごぼうのてんぷら。
これが本当に美味!
帰ってきた後も、ごぼうのてんぷらを見つけると試してみるのですが、いまだに「宮武(みやたけ)」のごぼうのてんぷらを超えるものに出会えません。
30年前なので、記憶も消えかかっていますが、確か甘辛く味付けしたごぼうが、ぱりっと揚がったてんぷらだったのですが。。。。