「森の芸術祭 晴れの国・岡山(Forest Festival Of The Arts Okayama)」というアート展が岡山県の各地で開催されていると知り、2024年の10月下旬の平日に1泊2日で津山市内と奈義町のアートを見てきました。
都会の限られたスペースでは展示できないようなスケールの大きなアートが、街中の風景の一部となって展示されていたり、古い建物の中で歴史を感じる雰囲気の中で鑑賞できたりと、普段見ることができないようなアートを見ることができました。
津山のグルメも楽しんできました。
津山市と奈義町を1泊2日で回った、そのコースとグルメ、感想などご紹介します。
(この記事は2024年10月25日時点での情報です。記事の内容や情報は変わることがあるので、詳細は公式ホームページなどでご確認ください)
2024年森の芸術祭の公式ホームページはこちら。
森の芸術祭とは
岡山県内の津山市、新見市、真庭市、鏡野町、奈義町のあちこちでアートが展示されています。
森の芸術祭の会期は2024年9月28日(土)~11月24日(日)まで。
展示会場はお城や歴史ある大正時代のビル、公園、鍾乳洞など、さまざまな場所でさまざまなアーティストの多種多様なアートが楽しめます。
見るだけでなく、体験する、聞く、感じる、といった五感を刺激するような作品群。
まさに芸術のお祭りといった感じ。
作品は撮影可(一部不可のものもあり)でSNSにアップしてもOKなんだそうですが、ここはやっぱり生で実物に会う感動が薄まるといけないので、作品の写真はアップしません。
現地で実際の作品を鑑賞することをおすすめします。
鑑賞パスポートは1作品1回 当日のみ再入場可
3000円(大学、専門学生2000円、高校生以下は無料)の鑑賞パスポートを購入すれば、期間中1作品につき1回見ることができます。
そして同じ日になら同じ作品を何度か見ることができるそうです。
例えばA、B、C、D、E、F、Gの作品を、まずは2日間で2か所ずつ見る計画を立てた場合
1日目にAとBを見て、もう一度AやBを見ることが可能。
2日目にC、Dを見た後で、前日に見たAとBはパスポートでは見ることができません。
(単館チケットを買えば2日目にAとBをもう一度見ることもできます)
そして期間内であれば、好きな日にちに残りのDとEを見ることができるらしいです。
鑑賞パスポートはWEBでも買えるようですが、津山駅改札を背にして左側に出ている森の芸術祭の案内所のテントや、一部の展示会場でも購入可。
詳しくは公式ホームページでご確認ください。
私は津山市と奈義町を1泊2日で回りました
たくさんの作品をどうやって見て回るか。
私はまず、森の芸術祭の公式ホームページで作品をチェックしてみました。
森の芸術祭の公式ホームページの展示会場内の各アーティストの写真をクリックすると、それぞれの展示作品をチェックできます。
そして私の好みの作品は、津山市と奈義町にありそうだとあたりを付けました。
古い建物も好きなので、江戸時代の武家屋敷(武家屋敷っぽい門構えのお屋敷がいっぱいでした)や町屋、大正・明治・昭和初期の建物が多い津山市は魅力的。
奈義町現代美術館は、都会の美術館では展示できないようなスケールの大きいアート作品があるし、すぱーく奈義の体験型アートは絶対外したくなかったので、津山市と奈義町を1泊2日で回ることに決定。
大阪から津山へは高速バスか新幹線&JRか
大阪から津山へは高速バス(約3時間)で行くか、岡山まで新幹線(約45分)で行ってそこからJR津山線に乗り換え津山(約1時間32分)に行くか。
私は行きも帰りも大阪から高速バス(片道3250円)で行きました。
行きは 大阪8:00発→津山11:12着
帰りは 津山17:30発→大阪着20:50
私が乗車したのは10月下旬の平日でしたが、行きはほぼ満席。
(でも途中の停車駅で次々と降りていったので、最後の津山まで乗っていたのは半分以下)
帰りはガラガラで乗っているのは数人。
大阪と津山間を乗り換えなしで行けるので、ほぼ3時間ぐっす眠れました。
高速バスでは、途中半分くらいのところの加西インターで10分のおトイレ休憩がありました。
高速バスは津山駅に到着するので、観光にも便利。
このサイトから高速バスを予約しました。
森の芸術祭のまわりかた
会場は岡山県内に分散していて、全部自力で見ようとするとかなりの移動時間がかかりそうです。
各展示を効率的にまわることができるオフィシャルツアーバスもありますが、私はのんびり見て回りたい派。
そして車の運転はしないので交通機関と徒歩で移動です。
津山市から奈義町まではバスで40分ほど。
バスは1時間に1~2本なので、バスの時刻などもあらかじめ調べて計画的にまわったほうがよさそうです。
森の芸術祭の期間中、本数は少ないですが各会場に行くバス(津山は津山市内アート循環バス)が運行されています。
そのバスの時刻や、各地域への移動距離などは森の芸術祭の公式ホームページで確認できます。
津山観光で準備するとよいもの
津山を観光するならスニーカーなどの歩きやすい靴が無難
津山市内の観光スポットはだいたい徒歩10~20分圏内。
バスもありますが本数が少ないので、津山観光は歩いてが基本になります。
案内所の人の話によると、タクシーもほとんど走ってないので捕まえられないとのこと。
特に津山城は石段が多いので、スニーカーなどの歩きやすい靴がおすすめです。
バスの時刻表をチェックしておく
バスの本数が少ないので津山観光は基本的に歩きになりますが、バスの時刻表をあらかじめチェックしておけば、歩き疲れたときにタイミングが合えばバスを利用することもできます。
バスの時刻表は津山駅の観光案内所にもあります。
「森の芸術祭」期間中は会場行きのバスも運行しています。
ランチの飲食店の場所や営業時間を調べておくのがおすすめ
津山市は駅周辺に飲食店が数件ありますが、ランチは13:00で終了というお店も少なくありません。
城東むかし町家周辺でも、思ったほどランチができる飲食店は多くない印象です。
私は2日目に行った城東むかし町家(旧梶村邸)に行く途中か、その周辺にお店があるだろうと思いつつ行ったらお店がなくて、城東むかし町家(旧梶村邸)の近くにある「和蘭堂」で14時すぎにやっとランチを食べることができました!
準備がすんだらいよいよ津山へ。
ホテルはザ・シロヤマテラス津山別邸にしましたが、色々調べた結果楽天トラベルで予約するのが一番お得でした。
1日目の津山を回ったようすはこちら。
2日目の奈義現代美術館や津山の城東むかし町屋などをまわったようすはこちら。