青春18きっぷを使って、大阪から日帰り旅行で、岐阜の淡墨桜を見に行きました。
その淡墨桜を見た帰りに、大垣城とその周辺をぶらぶらしたのですが、このあたりも桜が豪華。
枝ぶりも、お花のつきもよくて、あびるほどの桜でした。
淡墨桜についてと、青春18きっぷを使用した、大阪からの行き方はこちら。
淡墨桜を見た後は、大垣にもどり大垣駅周辺を観光しました。
今回はその大垣編です。
樽見鉄道を大垣駅で降りたときの注意!
淡墨桜のある樽見鉄道の樽見駅で13:24発(日曜ダイヤ)に乗車して、大垣駅に着いたのは14:34。
樽見鉄道の大垣駅は、JR大垣駅とホームを共有していますが、料金は別。
ゆえに樽見鉄道で大垣駅に到着したら、注意することがあります。
大垣駅で樽見鉄道の電車を降りたら、車掌さん(運転手さん)が樽見鉄道の切符を回収しているので、持っている切符をわたして、なおかつ、大垣駅の改札から出るための切符をもらいます。
樽見鉄道の切符は、昔ながらの厚紙の切符。
この切符ではJR大垣駅の改札を出ることができません。
必ず、樽見鉄道の切符をわたして、大垣駅の改札を出るための切符をもらう必要があります。
まずは朝日屋さんでランチ
大垣に到着したのは14:34。ランチの時間は終了している時間です。
なので朝日屋さんへ。
朝日屋さんは、うどん屋さん。こんな時間でも食事ができます。
大垣駅からは徒歩15分ほど。
でも15分、歩いていく価値ありでした。
朝日屋さんは、おうどんやどんぶりものの種類も豊富なのですが、私は中華麺をチョイス。
うどんの出汁に入った中華麺で、さっぱり系。
チャーシューはしっかりジューシー系。
1時間10分、立ちっぱなしで電車に乗って、疲れたからだに染み入る優しいお味でした。
とっても美味で元気回復。
これでお値段、おどろきの¥470!
【朝日屋】
(住所)岐阜県大垣市東長町40
(電話)0584-78-4054
(営業時間)10:00~20:30 月曜休業
とっても庶民的なお店です。
ランチの後は大垣城へ
朝日屋さんから、ほぼまっすぐ西へ進むと大垣城です。
大垣城は高校生以下は無料。
一般の個人は、大垣城と郷土館の入館料がセットで\200。
大垣城と守屋多々志美術館、奥の細道むすびの地記念館との共通券が\600。
(守屋多々志は昭和から平成にかけて活躍した、大垣出身の日本画家です。)
私は、あまり時間がなかったので、大垣城と郷土館の入館料のセット\200を購入。
大垣城も、隣接している大垣公園も、きれいな桜があちこちにあります。
大垣城は、おすすめ。
こじんまりとしているので、見て回る所要時間は30~40分ほど。
関ケ原の合戦を映像で見せてくれるコーナーがおもしろかったです。
火縄銃や、当時のやりを実際に手に持つこともできます。
結構、これが重い!
当時の人たちは重たい火縄銃ややりを持って、重い甲冑なども着けて、それで走り回ったり、長い距離を行軍したりするのですから、肉なんか食べてなかっただろうに、どれだけタフ!
出入口の片隅に、登城記念スタンプが置いてあります。
かぶとの上に、お城のスタンプを押すようになっています。
大垣城から住吉燈台と船町港跡へ
大垣城を出た後、郷土館はスルーしました。
あまり時間がないけれど、大垣の桜を堪能したかったので。
大垣は、特に川沿いの桜が見事。
枝ぶりも、お花のつきも良く、ゴージャス。
名水の地だけに、お水がよくて桜の成長もよいということなのでしょうか。
大垣城からしばらく行くと、川が見えてきます。
ここは、四季の広場と呼ばれているところ。
ここからさらに川沿いを進むと、赤い橋が見えてきます。
この橋の向こうに見えているのが、船町港跡。
この船町港跡の、すぐ目の前にあるのが住吉燈台。川を行く船のための燈台です。
船町港跡と住吉燈台の位置関係は、こんな感じ。
桜に埋もれていますが、向かって左に住吉燈台。右手下に船が止まっているあたりが、船町港跡。
大垣城から、だいたい徒歩15分くらいでしょうか。
川沿いの桜がゴージャス
ここから途中まで川沿いを進んで、大垣駅へともどります。
この川沿いに、延々とゴージャスな桜が続いて、目を楽しませてくれます。
大垣の桜は、同じソメイヨシノでも、大阪の桜より少し、お花のつきがよくて、木も立派でゴージャスな感じがします。
【青春18きっぷ使用】大垣から大阪への帰りの行程
川沿いの桜を堪能しながら、急ぎ足でJR大垣駅へもどりました。
住吉燈台・船町港跡から徒歩20ほどだったと思います。
青春18きっぷを使用した、大垣から大阪までの帰りの行程はこちらです。
(ダイヤはすべて日曜ダイヤです)
JR大垣17:34発 東海道本線 米原行に乗車
↓
米原に18:09到着
米原で18:17発 琵琶湖線新快速 播州赤穂行に乗車
↓
大阪に19:42到着
青春18きっぷを使用した、大阪から大垣、淡墨桜までの行きの行程はこちらをご覧ください。
大垣では静寂の中で桜を楽しめる
ちょっと不思議だったのが、大阪なら大川沿い、大阪城公園をはじめ、桜の時期の日曜日なら、桜の下にレジャーシートをひいてお花見しているのが当たり前なのですが、大垣公園では日曜日にも関わらず誰もお花見をしていない!
そしてゴージャスな桜にも関わらず、大阪に比べるとそんなに人も多くない。
大阪だと、桜のきれいな場所には人が多く集まって、公園なんかだと宴会もしていてにぎやかですが、大垣はどこも静か。
淡墨桜だって、たくさんの人が見に来ているのに、本当に静かでした。
桜=にぎやか、というイメージだったので、ちょっと不思議な体験でした。
あ、関西人がうるさいだけか(笑)
時間があれば大垣の名水もおすすめ
大垣と言えば名水。
名水 大手いこ井の泉緑地など、大垣駅周辺には、名水を飲めるスポットがいくつかあります。
私は時間がなかったので、飲めませんでしたが、時間があれば名水もチェックしたかった。
特に名水 大手いこ井の泉緑地は、水まんじゅうで有名な金蝶金蝶園本店
今回は金蝶園の水まんじゅうも食べる時間がなくて、それも心残りです。
でも、十分楽しみました!