大阪府池田市にある久安寺。
あじさいが有名で、絶景を特集する雑誌にも取り上げられています。
私は桜の時期に行ってきましたが、桜もきれいでした。
久安寺のホームページによると一年中さまざまなお花が楽しめるようです。
そしてこの久安寺のすぐ前においしいお蕎麦屋さんと、徒歩10分のところに桜を見ながら入浴できる日帰り温泉を見つけました。
久安寺に行かれるなら、すぐそばでおいしいお蕎麦と、徒歩10分の伏尾温泉の日帰り温泉も楽しめます!
(2023年3月の時点での情報です。状況は変わることがあるのでご注意ください)
久安寺は桜の数は多くありませんが、お寺の景色の中に溶け込んで、ぽつり、ぽつりとある感じが奥ゆかしくて良かったです。
そんなに広い敷地ではないのですが、さまざまな景色、風景を楽しめるお寺でした。
桜のシーズンはどこも人が多いのに、平日の久安寺は桜が見ごろの時期にもかかわらず誰もいなくて貸し切り状態。
ゆっくり、のんびり桜を楽しめました。
阪急池田駅からバスでたったの15分ほどで、本当に静か。
鳥がさえずる声だけが響く中、山桜が咲く五月山も見えます。
長安寺(大阪府池田市)へのアクセス
阪急池田駅の改札を出たら(改札は1つです)そのまま左手に進みます。
階段を下りたら右手にすぐ、久安寺に行くバス停があります。
ただこのバスは1時間に1本程度。
バスで行かれるのなら事前に時間を調べておくことをおすすめします。
90分~120分ほどかかるようですが、歩いて行く方法もあるようです。
阪急池田駅から久安寺まで歩く♪おすすめコース/池田市 – いけだより♪ (rikachanhouse.com)
久安寺から阪急池田駅行きのバスの時刻もこんな感じです。
(2023年3月の時点の情報です。変わることもあるのでご注意ください)
久安寺に行くなら絶対「かやの木」でお蕎麦!
久安寺のバス停を降りるとすぐ目の前に「かやの木」があります。
ちょっと見にはさびれたお土産屋さん(失礼!)なのですが、よく見ると左手に引き戸があって、そこを開けると、あらびっくり。
落ち着いた雰囲気の、立派なお蕎麦屋さんです。
表から見るより、中は広いです。
久安寺には人がいませんでしたが、ここは平日の昼間でもお客さんが何組かおられたので、わざわざ食べに来られたのだと思います。
わざわざ来る価値があるくらい、おいしかったです。
私はうなぎのちらし寿司とざるそばのセットを食べましたが、お蕎麦のつけ汁のなかにウズラの卵が入っていて感動。
昔はよく入ってましたが、最近はあまり見ないような気がします。
でもやっぱり、つけ汁にうずらの卵が入っていると、だんぜんおいしいです。
うなぎのちらし寿司もおいしかったし、友人は柿の葉寿司のセットを食べてましたが、やっぱりおいしかったそうです。
久安寺はいろんな風景が楽しめます
そんなに広大なお寺というわけではないのですが、仏像もたくさんあるし、ちょっとした山登り探検の気分が味わえる場所もあるし、開運の鐘もつけるし、のんびりゆっくり過ごすには最適です。
「かやの木」さんの奥にあります。
通ることはできませんが、まずは立派な国指定重要文化財の山門。
昔はここをくぐった子供は、はしかにかからないと言われたそうです。
そして入ってすぐの場所には、豊臣秀吉お手植えの樹齢400年の立派なかやの木があります。
腰掛石という秀吉さんも座られたという石もあったそうですが、見逃しました!
秀吉さんは久安寺にはお月見に来られたそうです。
この両側があじさいです。
満開の時期はきっときれいだと思います。
本堂の前に開運の鐘があります。
昭和61年建立とのこと。
突いてきたので、これから運が開けるのが楽しみです(笑)
左側の灯篭を道も奥まで進んだら、突き当りの建物の中に大きな涅槃仏(ねはんぶつ)がおられます。
こちらも新しいものですが、迫力があるし、あたりにありがたい雰囲気が漂っているので一見の価値ありです。
右側の階段を登ってみました。
そんなに長い階段ではないのですが、上にも小さなほこらがありました。
こういうひそやかな感じがたまりません。
階段の上から見た風景です。
桜の反対側の池のほとりには、恐竜時代の植物が植えられています。
この鳥は作り物じゃなくて、生きてます。
私たちがいる間中、池の周りをちょんちょん動いてました。
こんな比叡山か高野山のような風景もあります。
途中、桜が咲いた五月山も見えます。
本堂から三十三体の仏像が祭られている三十三間堂へ進んで出てくると、1周1キロ訳40分の回峰行のコースの入り口があります。
回峰行のコースの入り口をくぐるとこんな感じ。
私たちはこの後、伏尾温泉でのんびりする予定だったので、回峰行のコースには進まずここで引き返しました。
お参りして、開運の鐘をつき、お寺の中を散策してさまざまな風景を楽しんで、本堂から三十三間堂まで祭られている三十三体の仏像もあって。
駅からバスで15分ほどで、こんな別世界が広がるとは。
久安寺の後は徒歩10分ほどの伏見温泉の不死王閣へ
久安寺から徒歩10分ほどなので、行かないともったいない気分になり、行きました(笑)
不死王閣の日帰り温泉は通常は¥1600ですが、¥1100のクーポンをネットで見つけました。
このお値段で小さいタオルとバスタオルの2枚の貸しタオル付です。
石鹸、シャンプーはもちろんのこと、ドライヤー、化粧水などのアメニティグッズもありました。
手ぶらで大丈夫です。
久安寺から伏尾温泉へ 行き方
久安寺を出て、かやの木さんの前のバス道路を池田駅の方向へ進み、坂を少し下るとすぐ左手に側道に渡る橋が見えます。
上の写真はその橋の上からの風景です。
バス道路をそのまま進んでも不死王閣に行けますが、交通量が多いので側道のほうがのんびり歩けます。
橋を渡るとこの看板。
昔の街道があるようです。
不死王閣までの道にも、古いおうちがありました。
10分ほど歩くと右手に不死王閣が見えてきます。
大きな建物ですが、外から見るととても古くて、ちょっとさびれて見えますが中はきれいでした。
入っていくと左側にフロントがあります。
そこを通り過ぎて右手奥に売店がありますが、そこで日帰り入浴券を購入します。
ここでもらった券を持ってお風呂場に行くと、貸しタオルを貸してもらえます。
エレベーターに向かう途中で韓国ドラマのポスターを発見。
「プランB」というドラマの撮影を、不死王閣でしたようです。
韓国ドラマ大好きだけど、このドラマは見てないなあ。
でも左から2番目の俳優さんは、他のドラマでもよく見るなあ、と思っていたら。。。。
この俳優さんも見たことある気がする。。。。。と思いつつ
帰宅してから気が付きました。
「僕には愛しすぎる彼女」の人!
大人の男性(私の年齢からはずいぶん年下ですが(笑))って感じで、本当に素敵で見とれていたのに!
なぜその場で気が付かなかったのか。
あのドラマよりもずいぶん若いしね(笑)
売店からお風呂場まで乗るエレベーターも古いんですが、そしてお風呂場も長年使いこんだ感じですがきれいにお掃除されています。
何よりも、最高だったのが、桜を見ながら露天風呂に入れること!
内風呂は大きなお風呂が1つですが、露天風呂は3種あって、1つはぬるめ、1つはごろんと寝転んで入れるお風呂でした。
どのお風呂からも桜と、山桜が咲いた五月山が見えました。
桜を見ながら温泉につかるなんて、初めてです。
最高に贅沢な気分でした。
不死王閣から池田駅まで送迎バスが出ています。
本数は1時間に1本程度なので、お風呂から上がった後はバスの時間までロビーでのんびり。
久しぶりにクリームソーダを飲んでみました。
子供のころもおいしいと思ったけど、大人になってもクリームソーダはやっぱりおしいしい!