一時は予約も取れなかった、万博記念公園の太陽の塔の見学に行ってきました。
万博からはや50年。
太陽の塔の内部が修復されて、2018年3月に一般公開されてはや2年弱。
太陽の塔の見学は完全予約制で、一般公開が開始されたころに一度予約を試みましたが、ずいぶん先の予約まで埋まっていたので断念したことがあります。
今回、万博記念公園が大阪府から民間に管理が移って、公園内にピザ屋さんができたりしたので、一度行ってみよう!ということになり、試しに太陽の塔の予約状況を調べたら、
なんと!余裕で予約できるではありませんか!
当然、予約して行ってみました。
そのときのようすをご報告します。
私は1週間前くらいに予約しました。
(時期によるかもしれませんが、2019年12月の時点は翌日の予約も取れる状況でした)
時期は2019年の12月上旬。
紅葉は、ちょっと終わりかけですが、まだぎりぎり楽しめる感じでした。
太陽の塔の予約方法
まずは登録が必要
予約するには、公式ホームページで登録が必要です。
予約時に、階段を使用かエレベーターを使用かを申告
予約は、この公式サイトから。
太陽の塔は、前日までに予約が必要です。
太陽の中は階段で移動しますが、階段での移動が難しい場合は、エレベーターを使用することもできますが、エレベーターを利用するときには、予約時にエレベーターで予約します。
エレベーターで移動した場合は、見学エリアの一部を見ることができません。
階段での移動ですが、階段の踊り場ごとに立ち止まってガイドさんの説明を聞くので、そんなに体力が必要といった感じでもありません。
また当日、ガイドさんが説明してくれますが、階段を上っていて不安になったら(予約が空いていれば)エレベーターを使わせてくれるそうですし、逆にエレベーターで予約していたけれど当日ガイドさんの説明を聞いて階段に変更した人もいたので、予約状況が込み合ってなければ、エレベーターで予約するか、階段で予約するかは、そんなに神経質にならなくてもよいかもしれません。
なお、太陽の塔へのベビーカーの持ち込みはできませんし、ベビーカーや荷物の預かりも受付していません。
受付横にベビーカー置き場があるようですが、「自己責任のもとご利用ください」との注意書きがホームページにありました。
4歳未満の乳幼児・4歳以上〜小学生未満のお子様も必ず1名とカウントしての予約が必要です。
また4歳児未満のお子さんと一緒に見学する場合は、エレベーターでの予約が必要とのことです。
予約時間
見学所要時間はだいたい30分。
ガイドさんと一緒に、説明を聞きながらまわる感じです。
時間帯は、10:00~、10:30~、11:00~、11:30~、12:00~、12:30~、13:00~、13:30~、14:00~、14:30~、15;:00~、15:30~、16:00~、16:30~
定員が終了すると、予約できません。
日によっては、予約できない時間帯もあるようです。
会員登録した後、公式ホームページにログインし、カレンダーの予約可能日をクリックすると、予約可能な時間帯が表示されます。
16:30~の最終見学は、5分早く退出する必要があります。
太陽の塔の入館料
大人720円 子供310円
太陽の塔の入館料は、予約時にクレジットカード払いとなります。
太陽の塔の入館料のほかに、万博記念公園自然文化園入園料(大人260円、小中学生80円)が必要です。
万博記念公園自然文化園入園料(大人260円、小中学生80円)は当日、万博記念公園に入るときに入口で入園券を購入します。
オールパスポートを持っている場合や、減免対象の場合もあるので、詳しいことは公式ホームページでご確認ください。
太陽の塔の見学 当日のようす
遅くとも20分前に集合
来館手続きや説明などがあるので、予約時間の20分前までに受付に行く必要があります。
20分前ということですが、実際には30分前に行っても、すでに列ができていました。
列の最初の人から十数人ずつに分けられて太陽の塔の中を見てまわるので、早めに行ったほうがいいかもしれません。
中央入り口と反対側に、太陽の塔の入り口に降りていくスロープがあります。
そこを降りていくと、映画館のチケット売り場のようなカウンターがあるので、そこで予約した名前を申告し、チケットをもらいます。
そして、列に並びます。
太陽の塔の1階部分へ
太陽の1階部分は、写真撮影オッケーです。
ただし、三脚の使用とフラッシュは禁止です。
(1階以外は撮影禁止です)
設計者の岡本太郎さんのデッサンが展示されています。
こんなふうに、太陽の塔を違った角度から見ることもできます。
そして十数人ずつ見学にまわります。
前のグループが順番に出発する間、1階で待つのですが、このイルミネーションのショーが毎回違うので、待ち時間も眺めているとそんなに待つことなく順番がきます。
十数人のグループに分けられた後、生命の樹の根元へ。
写真撮影はここまで。
奥に見えている階段を上っていきます。
内部は新しく作られたもの、50年前のものを修復したもの、50年の歳月を感じさせる50年前のままのものとあって、変化に富んでいておもしろかったです。
個人的には、太陽の塔の手の部分の内部が、映画で見る宇宙船の内部のようで、かっこよかったです。
それにしても、今みても岡本太郎さんの世界は斬新。
確か、岡本太郎さんが、
「芸術は爆発だ」
と言うCMがあったと思うのですが、まさに岡本太郎の芸術が爆発といった感じ。
よくこんな世界を思いついて、しかも実現させたなあと、そのパワーに驚いてしまいます!
万博記念公園の、のんびりできるスポットと、公園内にある「森の足湯」については、こちらに書いています。
万博記念公園のソラード(森の空中観察路)についてはこちら。
万博記念公園にある国立民族博物館についてはこちら。
万博記念公園に、最近新しくできた「薪窯ピッツァ・カフェ NORTH GARDEN(ノースガーデン)」についてはこちら。
万博記念公園は、一日中遊べます。