ロープウェイの比叡山頂駅を降りると目の前にある、比叡山ガーデンミュージアム。
一年中、何かしらの花が咲いていて、モネやルノワール、ゴッホなどの印象派の絵画を陶板で再現。庭のあちこちに置かれています。
そしてモネのお庭を再現した場所では、絵画に描かれた太鼓橋まで再現されています。
お花とともに、京都や琵琶湖、遠くは大阪まで見渡せる素晴らし眺めも楽しめます。
2018年は12月2日(日)まで営業しています。
私は2018年5月下旬、ケーブルの八瀬駅近くにある瑠璃光院の特別拝観に行った帰りに行きました。
比叡山ガーデンミュージアムへのアクセス
叡山電鉄の終点、八瀬比叡山口の駅から徒歩5分ほどのところに、ケーブルの八瀬駅があります。
そこからケーブルに9分ほど乗って、比叡駅でロープウェイに乗り換えます。
ロープウェイに3分ほど乗ると比叡山頂駅。そこで降りれば、ガーデンミュージアムはすぐ目の前です。
大阪から行くのであれば、京阪電鉄淀屋橋→出町柳 (特急で56分くらい) 叡山電鉄出町柳駅→(14~5分)→八瀬比叡山口 です。
京阪の出町柳駅から叡山電鉄の出町柳駅は徒歩2~3分です。
私が行った時は、叡山電鉄出町柳駅でガーデンミュージアムの入場券、ケーブル、ロープウェイ、電車料金がセットになった、お得なチケットがあったので購入しました。
時期によっては、割引チケットを売っていることがあるので、チェックしてから行ったほうがお得です。
お得なチケットは比叡山振興会議のホームページでもチェックできます。
比叡山ガーデンミュージアムはお花だけでなく、素晴らしい眺めも!
ロープウェイを降りるとすぐにガーデンミュージアムの入り口があります。
そこを入ると、すぐに琵琶湖まで見渡せる、こんな見晴らしのいい場所に出ます。
ベンチもあるので、しばしベンチに座ってのんびり眺めたくなります。
またこの付近には足湯もあります。
タオルの自動販売機もあるので、手ぶらで行っても大丈夫です。
ローズガーデンを抜けて、花の庭、ショップへ
入口を入って、ローズガーデンを抜けるとカフェがあります。
お茶やお食事ができます。
このカフェの近くに画廊もあって、私が行った時にはクレヨン画展でした。
ショップの手前の展望塔に登れば、高いところからの眺めを楽しむことができます。
花の庭の奥にあるショップでは、ハーブ製品などさまざまなものを購入できます。
ショップに併設されているシアターでは、時間になるとモネの人形が動きだして、印象派について説明してくれます。
このモネさん。
結構リアルです。
動き出す時間は、シアターの入り口付近に時間割があります。
見晴らしの丘、藤の丘、水連の庭へ
ショップを出ると、見晴らしの丘へ。
小高い場所から琵琶湖をながめることができます。
それから藤の丘へ。
私が行った2018年5月下旬は、藤の花は終わってました。
そしてバラにはまだ早い時期だったのですが、それでもこんなふうにさまざまなお花があって、楽しませてくれます。
見晴らしの丘から藤の丘へ行く途中の道に、女性がパラソルをさした絵画の陶板と、パラソルが置いてある場所があります。
そのパラソルをさして写真を撮れば、陶板と同じになるというわけです。
さらに進めば、モネの絵画に描かれた庭を再現した、水連の庭があります。
奥に太鼓橋もあります。この太鼓橋は実際に渡ることもできます。
おすすめはこもれびの庭
ガーデンミュージアムの中はどこもお花がきれいでおすすめなのですが、特に私のおすすめはこもれびの庭。
水連の庭の西洋を感じさせる庭とは、また雰囲気が変わって、いかにも日本風な感じ。
うっそうと茂った樹木の間からの木漏れ日が、足下の飛び石を照らして、急に平安時代にタイムスリップしたかのような気分になります。
香りの庭、プロヴァンスゲートへ
そして香りの庭、プロヴァンスゲートへと進むとまた、ヨーロッパに来たかのような風景です。
私は個人的に、こういった小ぶりの野の花っぽい感じや、ハーブなどが咲き乱れている感じが好きなので、ここでものんびりと過ごしました。
比叡山ガーデンミュージアムはだいたい2~3時間くらいで回れます。
敷地はかなり広いので、休日の人が多い時期でも、比較的のんびり過ごせる場所だと思います。
出町柳駅はおいしいお店や、おしゃれな雑貨屋さんなども多く、よく雑誌などでも取り上げられています。
ちょっと出町柳駅近辺に食事や雑貨めぐりに来たついでに、比叡山ガーデンミュージアムまで足をのばす、というのもありかもしれません。