ずいぶん前の話で恐縮なんですが、去年の夏、友人と大衆演劇を見に行きました。
それまで大衆演劇を見に行ったこともなく、知識もなく、単に「大衆演劇ってどんなん?」という好奇心で行ってきました。
なんとなく大衆演劇には、少しあか抜けない、古臭いイメージを持っていたのですが、
全然そんなことありませんでした!
初めて大衆演劇を観劇した、レポートです。
大衆演劇は初めて見ても楽しめる!
ショーアップされた舞の舞台は見ごたえ十分。
(ショータイムは写真撮影OKです)
古臭さはゼロ。
お芝居も、迫力満点で、迫真の演技。
お昼の部に行きましたが、12時開演で、途中休憩をはさみながら15時の終演まで、あっという間でした。
大衆演劇の何がいいって、出演者が全員キリっとしていること。
日本や韓国の若い男の子たちが、キレキレのダンスをしているのもよいし、それも好きなのですが、大衆演劇の舞は、硬派でキリっと、りりしく渋い大人の男たちの世界。
私が見に行ったときは、女性も舞っておられましたが、それが男舞で、かっこいいのなんの。
宝塚とはまたちょっとちがう、ニヒルな(←もはや死語)感じのあでやかさ。
女もほれぼれするかっこよさ。
私が見に行ったのは、羅い舞座(らいぶざ)の京橋劇場です。
羅い舞座は他にも、堺東店、堺駅前店、奈良県の御所店があります。
羅い舞座(らいぶざ)京橋劇場へのアクセス
京阪本線の京橋駅 片町口より徒歩約1分。
JR大阪環状線、片町線(学研都市線)の京橋駅 北口より徒歩約5分。
Osaka Metro長堀鶴見緑地線の京橋駅 2号出口より徒歩約1分。
京阪本線の高架沿いにある商業施設「KiKi京橋」のビルの5階で、以前は京橋花月だったところです。
2012年11月オープン。
客席数は495席で、全国の大衆演劇専用劇場の中でも、最大級の規模とのこと。
【羅い舞座(らいぶざ)京橋劇場】
大阪市都島区東野田町1-6-22 KiKi京橋5F
(TEL)06-6355-0481
羅い舞座(らいぶざ)京橋劇場のシステム
さあ、見に行こう!となったもの、前もってチケットを買うのか、直接劇場へ行くのか、皆目見当もつかず、友人が電話で劇場に問い合わせてくれたところ、直接劇場で入場料を支払えばよいとのこと。
よほどの特別な公演でないかぎり、満席で入れないことはないそうです。
でもだからといって、ガラガラなのかといえばそうではなく、私たちが行った平日の昼間でも入りは8割くらい。
結構な感じで、座席はお客さんで埋まってました。
【料金】
大人 1700円
小人 1100円
ショーのみ 1100円
※料金のほかに別途、貸し座布団代として100円必要です。
(座布団は椅子に置いてあります)
それからショーのみというのは、お芝居は見ないで、そのあとの舞踊ショーだけ見るときのお値段です。
座席は指定席でなく自由席なので、早く行ってよい席(前のほうが迫力満点!)を確保するのが、よろしいかと思います。
1席につき300円の追加料金が必要ですが、電話で予約することもできます。
昼の部は開場11時、開演12時、終演は15時ごろ。
夜の部は開場16時15分、開演17時、終演20時ごろ。
途中休憩をはさみます。
羅い舞座(らいぶざ)京橋劇場の雰囲気
入場料を支払って会場に入ると、こんな感じ。
開演前のBGMはマイケル・ジャクソンのスリラーでした。
女性のお客さんが多いのかなと思いきや、男性客も少なくありません。
年配のお客さんも、若いお客さんも、同じくらい。
客層は、老若男女まんべんなくといった感じ。
ここは花道です。
お酒やお菓子など、お客さんから?の差し入れ?が並んでいます。
ロビーのついたての奥には、若干の椅子とテーブルがあって、開演前や休憩時間にそこで過ごすこともできます。
大衆演劇の演目スタイル
開演してすぐに15~20分くらいの短いショーがあります。
そのあと、すぐにお芝居。
私が行ったときは、人情もののお芝居で、迫力満点で思わずひきこまれました。
演技力もはんぱないです。
お芝居が終わると15~20分くらいの休憩です。
後編に続きます。
後編では撮影OKだった舞踊ショーのようすと、役者さんへのおひねり(お花、ご祝儀)のわたしかたなどもご紹介しています。