むかごってご存知ですか?
1~2センチ前後の、茶色く丸いころころしたものです。
秋から冬にかけて取れます。
山芋のつるに成る実のようなもので、味は山芋やサトイモをちょっとだけジューシーにした感じ。
皮はパリっと、中身は少しもちっとします。
実自体は淡泊なお味です。
でも、これをご飯に入れて炊くと、劇的にご飯がおいしくなります。
しかも、むかごご飯は、むかごを洗って、炊飯器に入れるだけ。
包丁不要の簡単レシピ。
しかも美味しすぎて食べすぎ注意!なレシピです。
むかごご飯の材料(3人分)
- 米 2合
- むかご カップ1
- 酒 大さじ1
- 塩 小さじ1
むかごご飯の作り方
米を洗い、いつもどおりの水加減で炊飯器に水を入れ、洗ったむかごと酒、塩を入れて普通に炊飯します。
それだけです!
淡泊な味なので、焼き魚、煮魚などによく合います。
香りもいいし、ごはんもおいしくなります。
案外、ハンバーグなどの洋食にも合います。
ワンプレートご飯にしても、ころころした見た目が結構おしゃれ。
むかごは、優秀な食材
私の近所のスーパーだと300gで300円前後くらい(だったと思います)
そんなに高い食材ではありません。
でも、うちの近所では秋から冬の旬の時期しか登場しない食材です。
(箕面の滝近辺なら、秋から冬の取れる時期に、もう少しお安く手に入ります。)
余ったむかごは、洗ってよく乾かしたら生のまま冷凍できます。
むかごには、カルシウム、リン、葉酸、食物繊維、銅などの栄養素がありますが、一番豊富なのがカリウム。
カリウムには疲労回復の作用がありますし、利尿作用もあるのでむくみ改善も期待できます。
またカリウムの銅は、鉄分の吸収を促す作用もあるので、レバーなど鉄分豊富な食と一緒に食べれば、貧血予防になりそうです。
むかごはお酒のあてにも
むかごご飯もおいしいですが、そのまま茹でたり、蒸かしたりして、塩をかけて食べると、ころころした小さなお芋のようでおいしいです。
中火で、ころころと転がしながら、フライパンでバターで炒めて、塩コショウしたものもビールのつまみに最高。
秋から冬には、むかごご飯は何度も作ります。
本当に、感動するくらいご飯がおいしくなります!