「谷口屋のおあげ」という、劇的においしい厚揚げ(あぶらあげ)はご存じですか?
ご存じないですか?
この美味しさを知らないなんて、もったいない!
「谷口屋のおあげ」別名「竹田のあぶらあげ」は、「秘密のケンミンSHOW」や所さんの番組など、たびたびテレビでも紹介されているらしいのですが、私は友人に
「めっちゃ、おいしいで」
と教えてもらって買いました。
友人に勧められたときには
「言うても、厚揚げ(あぶらあげ)やろ?
厚揚げ(あぶらあげ)に、そんなに美味しいとか、美味しくないとかの差はないやろ」
と内心半信半疑だったのですが、食べてみてびっくり!
めちゃくちゃおいしい!
厚揚げ(あぶらあげ)が、こんなに美味しいなんて!と驚いてしまいました。
「谷口屋のおあげ」はかなり大きくて、普通のお豆腐一丁より二回りくらい大きいのですが、あまりのおいしさにぺろっと食べてしまえます。
谷口屋の本店のレストランでは、このおおきな「谷口屋のおあげ」が丸ごと一個、一人分として出されていて、山奥という不便な立地にも関わらず、連日行列ができているのだとか。
谷口屋さんのおあげには、看板商品の圧搾一番搾りの菜種油であげた「谷口屋のおあげ」と、胡麻を焙煎せず低温圧搾製法でしぼった「九鬼太白(たいはく)純正胡麻油」で揚げた「太白(たいはく)おあげ」の2種類があります。
谷口屋さんのホームページでもお取り寄せできるようですし、アマゾンでも「太白(たいはく)おあげ」なら取り扱いがあるみたいです。
私は、梅田のヨドバシカメラの横に新しくできた「Links Umeda(リンクス梅田)」の地下一階にある、日本の各地の特産品を集めた「ニッポンスタンダード」で購入しました。
Links Umeda(リンクス梅田)については、こちらに書きました。
「谷口屋のおあげ」を「Links Umeda(リンクス梅田)」の「ニッポンスタンダード」で買ったときは、1個680円(賞味期限が近かったので、30%オフでした)。
厚揚げ(おあげ)にしては結構なお値段ですが、食べて納得。
680円でもまた買いたい!、このおいしさで680円は安い!と思ってしまいました。
せっかく美味しいあぶらあげならと、私は、購入したその日に食べました。
揚げもんは、日がたつと油がまわって美味しくなくなっていきますから、美味しいものは美味しいうちに食べないともったいない!
袋には、オーブントースターで焼く場合は、1000wの余熱なしで表4分、裏返して3分と書いてありました。
我が家のオーブントースターが何wか不明だったのですが、とりあえず240℃で余熱なしで、表4分、裏返して3分焼きましたが、それで美味しく焼けました。
焼くときには、かなり油が落ちるので、アルミホイルを敷いて、油が落ちていかないようによすみを軽く織り上げておくとよいと思います。
「谷口屋のおあげ」が焼けた後、一口大に切ろうとして包丁を入れた瞬間、その異常なサクサク感にびっくり。
焼いたおあげで、こんなサクサク感は初めてです。
例えるなら、おいしい焼きたてのクロワッサンのような感じ。
そのくらい焼くとまわりが、サクサク、パリパリです。
我が家では、おろししょうがとネギを乗せて、お醤油をかけていただきました。
とにかく美味!
サクサク、パリパリのまわりだけじゃなくて、中のお豆腐の部分も、なんというか、普通のお豆腐より軽い食感。
みっちりしたお豆腐じゃなくて、大小の気泡が入っているので、豆腐特有のどっしり感がなくて、軽い感じです。
谷口屋さんは、大正14年創業で、三代にわたって100年近く、代々受け継がれてきた手法で油揚げを作っておられます。
その伝統と、代々受け継がれてきた技は、さすがの匠の域です。
ぜひぜひ、一度食べて、感動してみてください!