甘いもの好きなので、ときどき、あずきを煮ます。
あずきだと、あずきというお豆の栄養素も取れるし、スイーツだけど脂肪分は抑えられるし。
スイーツを食べたい!というときに、ちょっとヘルシーに食べられる感じもします。
まあ、つべこべ言い訳する前に、単にあずきが好きというのもありますが。
スーパーで売られているような安い和菓子だと、そんなに味にうるさくない私でも
「んっ?」
と首をかしげてしまうようなお味のあずきもありますが、自分であずきを煮ると、間違いなく安い和菓子よりもはおいしい!
老舗の和菓子屋さんには負けますが、ふだんのおやつとして食べるには、十分のおいしさです。
ただ私は、ずぼらだし、おいしいものは食べたいけど調理には時間をかけたくない、なるべく手間暇はかけたくない人なので、あずきの煮方もずぼら。
圧力窯にあずきと水とお砂糖を入れて、あとはシュンシュン鳴らすだけという、かなりずぼらな方法で煮ています。
これでも立派においしいあずきは炊けるのですが、悩みはつやつやに仕上がらないことでした。
このやり方だと、ファンデーションでいうところのマットな仕上がりになります。
口に入れればおいしいのですが、マットな仕上がりのあずきは、見た目がいまいちおいしくなさそうでした。
でも解決しました!
このずぼらな方法で、あずきをつやつやに仕上げる方法を見つけました!
手間はかかりません。
作り方も、方法もそのまま。
圧力鍋に、あずきと水と砂糖と、もう1品を放り込むだけ。
そのもう1品とは。。。。
はちみつです!
圧力鍋に、あずきと水と砂糖と一緒にはちみつを放り込むだけ!
超簡単!
ラクしてあずきをつやつやに煮る方法
材料
- 小豆 1袋(私は250gのものを使用)
- 黒砂糖 1カップ(120g)くらい
- まちみつ 大さじ4~5
- 塩 ひとつまみ
- 水 5カップ
私は黒砂糖の風味が好きなので、黒砂糖を使用しています。
黒砂糖の独特の風味が苦手なかたは、白砂糖やきび砂糖など、お好みのものをご使用ください。
お砂糖の量も、お好みで加減してください。
めんどくさがりなので、1袋全部をいっきに茹でて、あまった分はタッパーに入れて冷凍してしまいます。
作り方
①小豆をかるく水洗いして、圧力鍋に水、砂糖、塩、はちみつを入れる。
②火をつけてシュンシュンなり出したら、弱火で15~25分ほど煮て火を止める。
③圧力鍋の圧力が下がるまで待つ。
これで完成です!
シュンシュンなり出した後の煮る時間は、圧力鍋の性能によっても違いますので加減してください。
私は小豆がかためのほうが好きなので、いつもはシュンシュン鳴ってから10分ほどで火を止めていましたが、はちみつを入れたときは10分だと小豆に芯が残ったので、いつもより5分長めにしました。
はちみつを入れたときは、かためのあずきがいいときはシュンシュン鳴ってから15分くらい、しっかりつぶれたやわらかめのあずきがいいときはシュンシュン鳴ってから25分くらいで火を止めたほうがいいと思います。
ですが圧力鍋の性能にもよるので、ご自身の圧力鍋のようすをみながら加減してください。
(くれぐれも圧力が下がるまでは、蓋を開けないでください!)
はちみつがないときは
はちみつがないときは、圧力鍋に小豆と分量の水を入れて炊いた後、圧力が下がるのを待って蓋を開け、そこに砂糖と塩(塩はひとつまみ程度)を入れて2~3分、余裕があれば5分ふらい焦げ付かないように混ぜながら弱火で煮ると、てりが出てあずきにつやが出ます。
あずきを炊くときのお砂糖の目安(私の場合)
お砂糖はお好みですが、私は小豆の量と同量か、少し少な目のお砂糖を入れています。
例えば、炊く前の小豆がカップ1杯半(だいたい小豆250gくらい)だったら、お砂糖はカップ1~1杯半くらい。
ヨーグルトに入れて食べたり、ホットケーキやトーストにのせて食べるならこのくらいの甘さで、私は十分だとおもいます。
もしこのあずきで水ようかんや羊羹など冷やすものを作るなら、甘味を感じにくくなるのでお砂糖はお好みで増量したほうがいいと思います。
あと、どの場合でも、ひとつかみのお塩は忘れずに。
入れるのと入れないとでは、同じ分量のお砂糖でも、甘味の感じかたが違います。
何も入れずにただお湯で煮溶かした寒天を固めたものにかけてもいいし、牛乳で割って製氷器に長し入れて冷凍庫で凍らせたらあずきのアイスができます。
温泉地に行ったときに覚えた味なのですが、ホットコーヒーにあずきを入れても美味です。
ヨーグルトに入れても。
腹持ちもいいし、あずきはおやつに最適です。