ちょっと前になりますが、紅葉の時期に箕面の勝尾寺に行ってきました。
勝尾寺は、奈良末期の727年に創建されたと言われている由緒あるお寺です。
私が行ったときには、少しまだ時期が早かったですが、紅葉も有名です。
勝運のお寺として有名で、商売、受験、選挙、恋愛、芸事、スポーツなど、あらゆる成功を祈願する勝運だるまが有名。
商売、受験、選挙、恋愛、芸事、スポーツ、とあらゆる分野にご利益があるので、ここに来ればなんでもお願いできるかも?
たぶんだるまさんつながりなのでしょうが、「選挙」にご利益があるという点は気になるところ。
当選率を集計して欲しい(笑)
(別に立候補する予定はありませんが)
「だるまさんのお寺」なので、境内には、訪れた人たちが置いていった小さなだるまさんたちが、いたるところにいます。
すき(間)あらばだるま、といった感じです。
勝尾寺へのアクセス
北大阪急行の千里中央駅からバスで35分くらい。
千里中央までは、御堂筋線の梅田から20分くらい。
阪急箕面駅からだとタクシーで15分くらい。
大阪モノレール彩都線 彩都西からはタクシーで10分くらい。
バスやタクシーは結構な山道を行きます。
私は千里中央からバスで行きました。
行きはまだよかったのですが、帰りのバスはちょっと車酔いしました。
バスは本数が少ないので注意
これは勝尾寺のバス亭の時刻表。2018年11月現在のものです。
(時刻は変更になる可能性があるので、必ず阪急バスの公式ページなどでご確認ください。)
千里中央からも数えるほどしか本数が出ていません。
帰りのバスも、平日は1日に3本のみ!
境内でのんびりしすぎると乗り過ごすので、注意です。
境内のようす
まずバスを降りたら、すぐ目の前に出入り口があります。
出入口の脇はお土産屋さん。
帰りにここで、お土産を購入できます。
ちょっと休憩したり、軽い食事ができるお食事処にもなっています。
入ってすぐ、目の前に弁天池とその向こうの山の景色が広がります。
ここからは隙あらばだるま、です!
立派な山門。
絵になる風景が広がります。
完全な紅葉には、まだ少し早かったようです。
この石灯篭の向いに、パワースポットの知恵の環があります。
本堂をお参りしてご加護をいただいた後に歩くとよいそうなのですが、私たちはのんびり回っていて時間切れとなり歩けませんでした(涙)
ちゃっちゃと回れば2時間くらいで回れそう。
のんびり回っていると、あっという間に2時間たってしまいます。
選挙で落選しちゃったのでしょうか。
両目が入っていない、片眼だけのだるまさんも奉納されています。
このだるまさんを奉納する場所の手前に、一つだけ願いをかなえてもらえるという一願不動堂があります。
「丈夫で長生き」とお願いしようとしたのですが、「丈夫」と「長生き」で二つのお願いになってしまう(涙)
悩みに悩んで、違うことを一つだけお願いしました。
勝尾寺で四国八十八か所のお参りができる!
勝尾寺の本堂の手前にある大師堂で、四国八十八か所のお砂踏みができます。
これは、四国八十八か所の、それぞれの霊場から持ち帰られた砂があって、それを順番に踏んでいけば八十八か所をお参りしたのと同じことになるという場所です。
お堂の中、壁にそって仏像が何体も置いてあり、その足元に砂があって1つ1つ踏んでいきます。
八十八か所ですから、結構、踏みごたえあります!
本堂でお参りしたら、だるまのおみくじは必須
立派な本堂です。
平日にもかかわらず、海外の観光客も複数組み、おられました。
でも京都に比べたら、平日の勝尾寺はとても静か。
広い境内を、のんびりと過ごせます。
ここ本堂でお参りをすませたら、だるまのおみくじは必須です!
境内に置かれている、かわいいだるまさんたち。
この正体は、実はだるまのおみくじ!
一つ、一つ、出書きなので表情が違います。
赤のだるまさんと、ベージュのだるまさんがいます。
だるまさんの中のおみくじを抜いた後、こうして置いて帰るもよし、持ち帰るもよし。
大量の可愛いだるまさんたちに、いやされます。
でも近くで見ると、顔が怖かったりします。
なんだか、悪だくみしている連中に見えなくもない(笑)
怖い。でも可愛い。
どこなくムーミンに出てくる、ミイに似てるかも。
本堂を過ぎると多宝塔。
山の中なので、町とは全然空気が違います。
山特有の澄み切った空気。
そこが京都の町中のお寺とは、違うところ。
平日はとても静か。
そして大量の可愛いだるまさんたちに癒されます。
勝尾寺は荒神様。そして勝運の神様。
なんだか、なんにでも勝てそうな気がしてきました!
強気になれる勝尾寺!