甘いマスクと男っぽさが魅力のコン・ユお目当てで見た、韓国ドラマ「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」ですが、思いのほか(←失礼!)良かったので、ご紹介します。
コン・ユは、「コーヒープリンス1号店」で知りました。
大人の男性の魅力を持ちながら、ときどき見せる少年っぽい母性本能をくすぐる無邪気さのギャップがいいなあと思ってしまいました。
コミカルな役って、オーバーな演技だとクサくなりがちなのですが、コン・ユのコミカルさは肩の力が抜けていて、自然な感じ。
品の良さも感じます。
コン・ユはいい感じに年を重ねている感じも素敵。
「トッケビ」は切ないシーンと、コミカルなシーンのバランスもいいです。
脚本はヒットメーカーのキム・ウンスク
脚本のキム・ウンスクは、「相続者たち」「シークレット・ガーデン」、そして私の大好きなドラマ「太陽の末裔」と「紳士の品格」もでがけて、そのほとんどで高視聴率を獲得。
またキム・ウンスク脚本のドラマに出た俳優さんたちは、次々とスターになっていくのだとか。
「太陽の末裔」と「紳士の品格」についても書いてます。
「トッケビ」のキャスト
【トッケビ/キム・シン(コン・ユ)】もともとは高麗の武神であったが、トッケビとなり不滅の命を900年以上生き続けている。王に嫁いだ妹が、陰謀に巻き込まれ殺された過去を持つ。
【チ・ウンタク(キム・ゴウン)】幼いころに母親を亡くし、引き取られた叔母と従妹にいじめられて育つ。子供のころから幽霊が見える。トッケビの花嫁という宿命を持つ。
【死神(イ・ドンウク)】亡くなった人をあの世へと送り出す死神。前世の記憶を消され、名前もない。トッケビの同居人。
【サニー(ユ・インナ)】ウンタクのバイト先のチキン店の社長。店は閑古鳥で、いつも暇そうでけだるそうにしているが、何かにつけウンタクの味方。
【ユ・ドクファ(ユク・ソンジェ/BTOB)】財閥の御曹司。祖先はキム・シンの家臣だったことから、代々900年以上生きるトッケビの執事を務めている家柄。
「トッケビ」のあらすじ
高麗時代の英雄キム・シンは、悪い重臣に入れ知恵された王に嫉妬され、逆賊として切り殺されます。
そして神によって、不滅の命を持つ「トッケビ」にされてしまいます。
「永遠に死ねない」という宿命を背負ったキム・シン。
トッケビの花嫁だけが、キム・シンの胸に刺さった剣を抜くことで、キム・シンを不滅の命から解放することができます。
やがて900年以上生きたトッケビは、まだ高校生のトッケビの花嫁、チ・ウンタクと出会います。
「トッケビ」のみどころ
同居しているトッケビと死神のやり取りがかわいい!
トッケビと死神が同居してしまうという、あり得ない設定(笑)
でもこの2人のやり取りがいい!
反発し合いながらも、やがて2人の間に友情も生まれてきて。
トッケビと死神なので、喧嘩したり、はりあったりするときは、お互い魔法を使います。
大の大人が魔法を使っているさまは、なかなかかわいいです(笑)
純愛の王道ストーリー
トッケビは900年以上生きてますが、見た目は30代。
出会ったとき、トッケビの花嫁はまだ高校生。
そこからトッケビの花嫁が成長していくのをトッケビは見守るわけですが。
高校生だったチ・ウンスクが、成長して大人の女性になっていくにつれ、トッケビとの関係も徐々に変化していきます。
この成長を見守るというのも、純愛系王道ストーリーといった感じ。
そして、高校生のチ・ウンスクと、中身は高麗時代の武神で古臭い考えのトッケビのやりとりは、初々しくてほほえましい!
2組のラブストーリーを楽しめる
トッケビとトッケビの嫁チ・ウンスクのラブ・ストーリーと、もう1つのラブストーリー。
なんと、死神とサニーも恋に落ちます。
こちらは死神と人間という関係なので、せつなさ満載のラブストーリーです。
コン・ユの大人の魅力満載
「トッケビ」に出ている俳優さん、女優さんは、皆それぞれ主役級の人たち。
脇役だって芸達者がそろっています。
こういう演技力がしっかりしている人たちのドラマは、すんなりと違和感なく楽しめます。
中でも目が離せないのが、コン・ユ。
ちょっとした表情、しぐさに大人の魅力を感じます。
コン・ユの演技力も、感動ものです!
「トッケビ」で見せる、コン・ユの困った顔、悲しそうな顔、ふざけた顔、嬉しそうな顔、全部よいです!
ストーリーも、大人っぽいコミカルさと、せつなさと、あたたかさと。
そのバランスも絶妙。
「トッケビ」を見た人にしかわからないけど、こんなものもアマゾンで購入できます。
「トッケビ」は韓国やカナダの、風景の美しい場面もたくさん出てきます。
いつか韓国に行って、「トッケビ」ロケツアーをしてみたい!