海外からの観光客に人気がある、伏見稲荷大社。
でも商いの神様というイメージのせいか、関西に住んでいながら
「行ったことない」
という人も少なくありません。
私もその一人。
伏見稲荷大社は商いの神様というイメージからか、わざわざ行こう!という気になりませんでした。
でも海外の観光客が押し寄せているというニュースをたびたび見て、気になる存在に。
そしてついに伏見稲荷大社に行ってきました。
関西に住んでいながら、初めて行く伏見稲荷大社
2月末の平日に行きましたが、やはり噂通り、海外からの観光客が多いです。
ただ敷地が広いので、人の多さも気になりません。
でも人が多いのは、本殿のあたりと、千本鳥居が始まるところくらい。
後は、延々と鳥居をくぐりながら、石の階段を上っていく感じなのですが、上るにつれてだんだん人も減ってきます。
伏見稲荷大社へのアクセス
JR稲荷駅だと、すぐ目の前が伏見稲荷大社への参道です。
京阪だと伏見稲荷駅で、徒歩5分くらい。
観光客がぞろぞろと伏見稲荷大社を目指すので、人の群れについていけば、道に迷うことはないと思います。
伏見稲荷大社へ行ったなら、おもかる石まで上ろう!
千本鳥居を進んでいくと、途中に奥社奉拝所があります。
その奥社奉拝所の向かって右奥に「おもかる石」があります。
一見すると灯篭が2個ならんでいるようです。
その灯篭のようなものの、頭に乗っている丸い石が「おもかる石」。
お願い事をしてから、この石を持ち上げて、思ったより軽ければ願いがかなうというもの。
ちなみに持ち上げるのは、2個あるうちの、どちらでもかまいません。
おもかる石がある奥社奉拝所へは、千本鳥居が始まる場所から、だいたい5分~20分ほど。
どれだけ足を鍛えているかによって、所要時間は変わります。
全部、石段なので。
でもおもかる石がある場所までは、(個人の体力によって差はあるとは思いますが)これより上に比べると、そんなに苦労せずに行けると思います。
頑張って京都が見渡せる荒神峰まで行ってみる
千本鳥居を進むほど、石段が増えてきます。
普段、鍛えていない私は、おもかる石がある奥社奉拝所を過ぎるころから、息が切れ、足が上がらなくなってきました。
でも頑張りました。
荒神峰まで行けば、その奥で京都を一望できるので。
一望できる場所には、ベンチも用意されています。
帰路は本殿への迂回路を通って
石段の過酷さに、頂上へ行くのはあきらめて、そこから引き返しました。
荒神峰を下った先の、三ツ辻から迂回路を通って本殿に戻ります。
そうすると、迂回路の途中に、また願掛け石があります。
この願掛けの石は、小さな祠が集まっているあたり、迂回路に面してありますが、とても小さく、案内板も、おもかる石とは比べものにならないくらい小さいので、気を付けていないと見過ごします。
こちらの願掛け石は、願い事を3回となえてから、持ち上げるというもの。
灯篭のようなものの上にはのっていなくて、地面から直接持ち上げるようなかたちになるので、腰を痛めないようにお気をつけください。
この帰路専用の迂回路を通ると、行きより早く本殿に戻ることができます。
伏見稲荷大社は、平日でも参道に屋台が多く出ています。
焼き団子や焼きそばなど定番のものに混じって、肉おにぎりなんて変わり種の屋台もあったりして、見ているだけでも楽しいです。
この日は雲龍院、城南宮にも行きました。