(京都)梅の季節に雲龍院でのんびり過ごす贅沢なひととき

2月末に、雲龍院に行ってきました。

梅の季節には、ちょっと早くてまだ3部咲き前後といった感じでしたが、梅はちょっと咲いてるくらいでも情緒があって楽しめるように思います。

しかも満開の時期より、人でが少ないのでのんびりと過ごせるという特典つき。

贅沢な時間を過ごすことができました。

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雲龍院へは、ちょっと頑張って最寄り駅から徒歩がおすすめ

最寄り駅はJRか京阪の東福寺駅から徒歩20分ほど。

東福寺の横を通り過ぎて、しばらくすると上り坂が続きます。

険しい坂道ではありませんが、もしタクシーを利用するなら、東福寺駅周辺にタクシー乗り場はなく、東福寺駅から雲龍院へと向かう途中にタクシーが通るような大通りはないので、一駅先のJR京都駅からタクシーを利用したほうが良いと思います。

(ネットで調べると、JR京都駅から東福寺まではタクシー料金¥910前後(2019年2月現在)とのことです)

ただ雲龍院へ向かう道は、ちょっと息が切れるかもしれませんが、そんなに過酷な坂道ではありません。

閑静な住宅地を抜けた後、静かな林の中を抜ける道に続きます。

まわりの景色もゆっくり眺めながら、歩くのも楽しいのでおすすめです。

雲龍院ってどんなところ?

南北朝時代の北朝第4代天皇、後光厳天皇の勅願で1372年に建立されました。

そのため皇室とも縁が深く、泉涌寺の塔頭の中でも別格本山として、格の高いお寺とされています。

泉涌寺より、さらに奥に位置しているため、町の喧騒から離れ、静かなときを過ごすことができます。

拝観時間は午前9時から午後5時まで(受付は4時半まで)

拝観料は¥400。

お抹茶付きだと¥900。

お抹茶は、一回りした後、受付かお台所のかたに言えば、好きな場所でいただくことができます。

好きなお部屋で、気に入った景色をながめながらお抹茶をいただけるので、時間があればお抹茶付きをおすすめします。

雲龍院は年に何回か、拝観できない日があるので、行かれるときにはホームページで確認してから行かれたほうがいいと思います。

御寺泉涌寺 別院 雲龍院

雲龍院のみどころ

最初に通されるのが、れんげの間

拝観入り口から入ってすぐ、最初にれんげの間に通されます。

ここは雪見障子の四角のガラス窓が、額縁となっていて、お庭を絵のように切り取って見せてくれます。

額縁庭園は宝泉院など、他でも見られますが、雲龍院では4つの小窓の、小さな額縁から、椿、灯篭、楓、松と4つの違った風景を見ることができます。

この4つの窓を見る、ベストなポジションにお座布団がおいてあります。

大倫の間では、大石内蔵助の額

次に続くのが、大輪の間。

討ち入り前に山科にこもっていた大石内蔵助は、度々ここを訪問していたそうで、その大石内蔵助の立派な額が展示されています。

そしてお庭に向かって椅子がおかれていて、足元の石に足をのせて瞑想する場所となっています。

私は目の前に広がるお庭が素敵すぎて、目を閉じられませんでした(笑)

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そして霊明殿、龍華殿へ

霊名殿にある後光厳・後円融天皇座像は、緊急時には、お顔だけでも持ち出せるようにと、お首を取り外せるように作られているそうです。

うぐいす張りの廊下なのか定かではないのですが、このあたりの廊下を歩くと「キュッ、キュッ」と音がします。
うぐいす張りは不審者の侵入を知らせるための、昔の防犯システムですが、静寂の中に響くと趣があります。

霊明殿前の灯篭は、徳川慶喜が寄進したもの。

もとは孝明天皇陵にあったのですが、幕末の混乱時に薩摩藩が放り出したのを、雲龍院の住職が夜中にこっそり取りに行かせて、雲龍院に設置したそうです。

拝観入り口に戻り、台所の走り大黒天さんを拝観

再度拝観入口に戻り、今度は反対側にある台所に行くと、走り大黒天さんがおられます。

今にも駆け出しそうなポーズの大黒天さんは、家にまで幸福を持ってきてくださるそうです。

私はここでおみくじをひいたら、大吉でした!

月窓の間から悟りの間へ

お台所を出たら、月窓の間、悟りの間と続きます。

雲龍院はお庭を囲むような配置になっているので、蓮華の間とはまた違う角度からお庭をながめることになります。

悟りの間には、有名な、四角い「迷いの窓」と、丸い「悟りの窓」があります。

この「悟りの窓」から梅の木を見ることができます。

幹が立派な梅なので、ちらほらとちょっとだけ咲いている状態でも、見ごたえ十分です。

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そして月窓の間の前に、水琴窟があります。

雲龍院の水琴窟は、一見ししおどしのような竹の筒から、ぽとん、ぽとんと1滴ずつ水が落ちる仕組みです。

縁側にある竹の筒が、その音を拾います。

静寂の中、耳を澄ませてその水琴窟の音を聞きながら、お庭を見ることができます。

雲龍院は四季を通して楽しめるお庭

私は梅の時期に行きましたが、シャクナゲや桜、つつじもありますし、秋には紅葉も楽しめます。

京都駅から1駅。

街中からそんなに遠くない場所で、こんなに静かに過ごせるなんて、驚きです。

そんなに大きなお寺ではないので、くるっと見て回るのにそんなに時間はかからないのですが、時間をかけてじっくり過ごしたくなるお寺です。

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この後、城南宮、伏見稲荷大社とまわりました。

京都を1日でのんびり回る 雲龍院と城南宮で梅を見て伏見稲荷へ 
京都を雲龍院→城南宮→伏見稲荷とのんびり1日でまわるコースのご紹介です。人が少ない雲龍院でのんびり過ごした後、昼食においしいラーメンを食べて、城南宮で豪華なしだれ梅を見た後、伏見稲荷へ行きます。